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巨匠に脱帽! 伝統の技が織りなす珠玉の「ヒラタノボウシ」120点が並ぶ国内初の大展覧会

2011年06月24日

東京・表参道のスパイラルガーデン(スパイラル1階)で7月3日
(日)まで開催されている「ヒラタノボウシ 平田暁夫帽子展 
~伝統のフォルム・未来へのエスプリ~」(入場無料)に行って
きました。
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日本が世界に誇る帽子づくりの巨匠、アーティスト・デザイナー
平田暁夫さん。平田さんは86歳のいまにしてなお、若いスタッ
フが舌を巻くほどの情熱でクリエーション活動を70年も続けてい
ます。

平田さんは、戦前から帽子作りに携わり日本で帽子のトップデザ
イナーの地位を築いたにもかかわらず、「モードの本場で学び直し
たい」との熱い思いから1962年に渡仏。オートクチュール華やか
なりしパリで、オートモード(高級注文帽子)の第一人者であった
故ジャン・バルテ氏に師事。日本人で初めてオートクチュールの伝統
的な帽子制作の手法を修得しました。

‘65年に帰国し「Haute Mode HIRATA(オートモード ヒラタ)」
http://www.hiratatelier.com/index.html を設立。’71年、西麻布
に「Boutique Salon COCO」(ブティックサロン ココ)を開店、
「平田暁夫帽子教室」も開設。以後、後進の指導・育成にあたる
ほか、パリコレクションや東京コレクションなどで数多くのデザイ
ナーの帽子を担当、同時に美智子皇后さまや雅子さまをはじめ
とする皇室関係の帽子も手がけています。

今回出展された作品は、クライアントからの要望などの制限のな
い、まったく自由な発想で平田さんが気持ちの赴くままに制作し
た所蔵作品約100点と展覧会のため腕を振るった新作あわせて120
~130点。なかには、過去の作品を見ているうちに手を加えたく
なってリニューアルされた帽子もあります。
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材料は長年大切にしまっておいたものや、今日もう作り手のいな
い貴重な素材など。これらを好きなだけ使ってものづくりしたこと
は、なにより楽しい至福の時間だったと平田さんは語ります。

モード界を牽引し、世界のファンを魅了し続ける70年に渡るクリ
エーションの全貌をスパイラルガーデンのゆるやかなスロープや空
間を生かしてスタイリッシュに見事に会場構成したのは、佐藤オ
オキさん率いるデザイン集団「nendo」。宙に浮き自由に動く平田
さんの帽子が、見る人を.新鮮な驚きに満ちた、時空を超えた帽子
の世界に誘います。

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さらに実物で制作工程を再現し、オートモードの伝統的な帽子作
りの真髄に触れられるコーナーも併設。

現在平田さんは、一般向けの帽子づくりでは、まず軽さとかぶりや
すさ、からだに優しい天然素材、持ち運びの便利さなど、日常の生
活に即した、実用品としての価値を重視して製作を行っています。

帽子は手に取ってかぶってみて初めてその良さ、デザインや色が
自分に合うのかどうか、合わせる服とのバランスがきれいに取れ
ているのかどうかが実感できます。

素材にこだわる平田さんの帽子は、ほんとうに軽やか。テクニッ
クに裏づけされたそのフォルムとデザインは身につける人をオシャレでシックに、そして輝かせて見せてくれます。

気に入った帽子に出会ったらまずかぶってみる。最初はしっくり
こなくても段々と似合ってくるのが帽子の魔力だそう。     

展覧会場には、即売のコーナーもあるので、日差しが気になるこ
の季節にかぶり心地のよい自分にぴったりの帽子を探してみては
いかがでしょう。

ヒラタノボウシ 平田暁夫帽子展
~伝統のフォルム・未来へのエスプリ~
会期:2011年7月3日(日)まで開催中
時間:午前11時~午後8時
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23 Tel.03-3498-1171
   東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅
   B1出口前もしくはB3出口より渋谷方向へ1分
入場料:無料
問合せ:平田暁夫帽子展事務局 03-3406-3681


(新村りえ)

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