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ネットの怖さをリアルに描く映画『ディス/コネクト』

2014年05月21日

5月24日(土)から新宿バルト9などで公開される『ディス/コネクト』は、SNSで起きた3つの事件と、それをきっかけに家族と向き合い絆を取り戻そうとした人たちを描いています。

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(c) DISCONNECT, LLC 2013

絡み合う3つの事件

弁護士のリッチは妻と娘、息子の4人家族。仕事が忙しく、家族との会話をおろそかにしていました。
息子ベンはフェイスブックで架空の少女にだまされ自分のヌード写真を送り、ネット上に公開されてしまいます。ベンはそれを苦に自殺を図ります。

だましたのはネット犯罪に詳しい探偵マイクの息子ジェイソン。ネットの怖さを熟知するマイクはパソコンの使用を制限するなど息子のしつけに厳しく、ジェイソンは窮屈な思いを抱えていました。

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(c) DISCONNECT, LLC 2013

シンディはやっと授かった赤ちゃんを亡くし、その寂しさを夫のデレックにぶつけず、チャットルームでの交流で癒していました。しかし、チャットルームで個人情報を盗まれ、銀行口座の預金も失います。夫婦はマイクに捜査を依頼します。

レポーターのニーナは違法ポルノサイトで働く少年カイルのインタビューに成功し、番組は評価を受けます。番組を見た警察はニーナに情報提供を求めますが、ニーナは断ります。テレビ局の顧問弁護士をしているリッチはニーナに情報を提供するよう圧力をかけ、ニーナはカイルを救い出すことを条件に協力します。

ネットを熟知した父親が厳しくしつけても、息子が危険に陥ることがある!

映画の中で起きる事件のあらましや登場人物のプロフィールは、現実の出来事のようなリアル感を持っています。
脚本を担当したアンドリュー・スターンは「食事の席で携帯を取り出してメールをしている人がいるのに気がついて書いた」と着想を打ち明けます。その脚本を読み、プロデューサーのミッキー・リデルは「脚本で描かれている状況は自分にも覚えがあることばかりだった」と話しています。

(c) DISCONNECT, LLC 2013

便利さの裏に潜むネットの危険性はしばしば語られています。

私は「危ないサイトを開かないから、私は大丈夫」と根拠のない自信を持っていました。
「恥ずかしい写真を自分で撮って送った子どもがいる」、「不正アプリをダウンロードして電話帳のデータが抜き取られた」…。ニュースなどで知らされるネット犯罪も私には他人事でした。

でも、この映画でネットを熟知した父親が厳しくしつけても、息子が危険に陥ることがあることに驚きました。

お子さんがいるなら、ぜひ一緒に見てください。

スマホやネットの危険性は話して伝えるよりも、この映画を見たほうがダイレクトに伝わります。
「家族ではない誰かと繋がりたい」と思っていた登場人物たちが、気持ちを家族に向けることで関係が安定に向かう。そのように映画を一緒に見ることでその人との関係も一歩近づくような気がしました。


『ディス/コネクト』
5月24日(土)より 新宿バルト9他にて公開
配給:クロックワークス
年齢区分:PG12指定
公式サイト:http://dis-connect.jp/
(堀木三紀)

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