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実験は理科室で起きているんじゃない!?~親子で学ぶサイエンスサッカースクール(1)~

2014年08月20日

「ボレーシュートはバランスを意識した動きが大切」

サッカーW杯ブラジル大会は、24年ぶりのドイツの優勝で幕を閉じました。各国が繰りひろげた熱い戦いは、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。残念ながら日本はグループリーグ敗退となりましたが、次世代の代表候補……になるかもしれないちびっ子たちが、7月27日(日)等々力競技場に集まり、科学の視点からサッカーを学びました。その名も「親子で学ぶサイエンスサッカースクール」です。

このイベントは、科学とスポーツを融合させたユニークなサッカー教室です。Jリーグのフェアプレーパートナーである東京エレクトロン株式会社が主催。同社の「Jリーグのスポンサーとして、企業の特徴を生かした活動をしたい」、「子どもたちの理科離れに歯止めをかけて、もっと身近に感じて欲しい」という思いからスタートしました。
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数多くのテレビの教育番組を手がける株式会社NHKエデュケーショナルと、全国で科学実験イベントを実施しているNPO法人ガリレオ工房が協力。サッカーのプレーを科学で分析する「科学実験プログラム」と、学んだことをプレーで実践する「サッカー教室プログラム」の2部構成で行われます。Jリーグで活躍した大物OB選手をゲストに迎え、一流のテクニックを間近に感じながら、親子で一緒に楽しむことができるサッカーイベントです。

開催4年目となる今年のテーマは「ダイレクトボレーをマスターしよう!」。司会は、お笑い芸人・アメリカザリガニの柳原哲也さん。講師は相模女子大学准教授・稲田大祐さん。この2人が中心となってプログラムを進行しました。毎回一緒に参加しているだけあって、2人のトークのかけ合いは絶妙。オープニングの挨拶で、つかみはOK!会場に笑いが広がり、リラックスした雰囲気に包まれました。
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JリーグOB選手は中西哲生さん、福西崇史さん、宮本恒靖さん、伊藤宏樹さんが参加。憧れのOB選手たちを目の前にして、子どもたちだけでなく、パパとママのテンションもグッと上がりました。
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当日は開始早々に雨が降りだし、予定していたプログラムを急遽変更して屋内での工作となりました。作ったのは「バランスとんぼ」。真ん中で重心をとって、ユラユラと揺れるコチラです。
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実はこの動き、ボレーシュートには欠かせないポイントなのです。さて、それは一体どういうことなのでしょう……?

まず、宮本恒靖さんにボレーシュートを打ってもらい、その様子を確認していきました。体勢をよく見ていくと、上体がかなり倒れていることがわかります。サッカーというと、ついつい足元のプレーに目がいってしまいますが、ボレーシュート成功のカギは上半身にあったのです。
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この後、松葉杖をついた伊藤宏樹さんが同じようにボレーシュートに挑戦しましたが、体が固定された状態では足が思うように上がらず、ボールに触ることすらできませんでした。
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ボールの位置に合わせて足を上げるためには、体を倒して重心を外側に移動させる必要があります。しかし、上半身が固まったままでは、体の重心が動かないため、伊藤宏樹さんは思うように足を動かすことができなかったのです。これは、左右に揺れながら重心を保っているバランスとんぼと同じ原理。つまり、ボレーシュートは「体のバランスを意識した動きが大切」ということなのです。

(2)へつづく…… (石田幸子)

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