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冬休みに“ポスト西島秀俊”を探す!~オススメ映画3選

2014年12月23日

11月下旬、日本中の女性が動揺しました。

結婚したい男性ツートップの西島秀俊と向井理が結婚を発表したのです。特に西島秀俊のときはツイッターに嘆き悲しむ声があふれ、人気の程がうかがえました。

でも、世の中には魅力的な男性はまだまだたくさんいます。
この冬休みは"ポスト西島秀俊"を映画で探して、新年からの楽しみを増やしませんか。

戦前カナダに実在した伝説の日本人野球チーム、その栄光と奇跡の記録

(c)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会

19世紀末から戦前にかけて日本からカナダに移住した人たちがいました。一獲千金を夢見た彼らを待ち受けていたのは、低賃金で過酷な肉体労働と人種差別。

映画『バンクーバーの朝日』は、厳しい現実の中で生まれた日本人野球チームが小柄な体型を生かしたバント、盗塁といった頭脳プレーで白人リーグを制した奇跡の物語です。

野球チームのメンバーは、主人公・ショートのレジーを妻夫木聡、ピッチャーのロイを亀梨和也、セカンドのケイを勝地涼、キャッチャーのトムを上地雄輔、サードのフランクを池松壮亮といった若手俳優たちが演じました。

妻夫木聡だけ野球経験がなかったため他メンバーが練習を始めるより前に猛特訓をしたとのこと。

映画の中でも「右足からかな~」と独り言を言いながら、ロイと2人でバントの練習をするシーンがありましたが、猛特訓のせいかとても野球経験がないとは思えない身のこなしで、野球に対しての真摯な姿を感じました。

仕事や進学の面で差別を受ける日本人たち。

日本に戻ることを決めたフランクはレジーに、「バンクーバーで日本人として見られるのと、日本で移民の子として見られるのはどちらが辛いだろうか」と尋ねます。

彼らが感じた閉塞感は差別そのものではなく、アイデンティティの不確かさによるものなのではないでしょうか。
このシーンで感じるフランクの途惑いに母性本能がくすぐられ、胸がきゅんとしてしまいました。

フランクは日本に戻ったものの出兵し、レジーは父親に「カナダに移住してくれたから野球をすることができた」と感謝の言葉を伝えます。

明らかな劣勢の中でも自分の弱点を受け止めじっくり考え、身の丈に合ったやり方で全力を尽くすことでレジーは閉塞感を突破できました。

こういったニュートラルながらも一生懸命な役は妻夫木聡にどんぴしゃです。

孤高の人・ロイに亀梨和也はハマり役。愁いを帯びた目を見ていると胸が締め付けられました。

魅力あふれるメンバーの面々の中にあなたの好みの男性がきっと見つかるはず!

フジテレビ開局55周年記念作品
『バンクーバーの朝日』全国東宝系にて公開中
監督:石井裕也
出演:妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮
(c)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
公式サイト:http://www.vancouver-asahi.jp/


切れ長の目に妖しい色気さえ感じる菅田将暉の女装が美し過ぎる!

(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

映画『海月姫』は自己肯定感が極端に低いオタクな女子たちが、超美形女装の王子様に発破を掛けられながら前に進んでいく話です。

オタクな女子「尼~ず」たちは男子禁制の古びたアパート天水館で「男を必要としない人生」をモットーに暮らしていますが、心の寄り処でもある聖地(天水館)が地上げの対象になり途方にくれます。

そこに手を差し伸べたのが、超美形の女装男子。

彼のアドバイスでファッションショーを開き、ブランドを立ち上げて聖地を買い取ることで守ろうとします。

主人公の月海を演じるのは能年玲奈。
制作スタッフにとっては「断られたら企画自体が成り立たない」ほどの絶対条件だったそう。

月海と同居する「尼~ず」の面々には、鉄道オタクのばんばさんに池脇千鶴、三国志オタクのまややに太田莉菜、和物オタクの千絵子にお笑いコンビ・アジアンの馬場園梓、枯れ専のジジ様に篠原ともえ。
脇役はみな役になり切り、誰が演じているのかわからないくらいしっかりキャラ立ちしています。


(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

超美形の女装男子である鯉淵蔵之介を演じる菅田将暉は、女装とは思えないほど魅惑的。

特にファッションショーのシーンでステージを歩く姿はモデルそのもの。足首がきゅ~としまってスタイル抜群。切れ長の目に妖しい色気さえ感じて、男にしておくのが惜しい!

長谷川博己が演じる蔵之介の兄・修は押しが弱そうなのに色仕掛けに屈せず、言うべきことははっきり主張。いいですねぇ。

速水もこみち演じる鯉淵家の運転手・花森は“ここぞのとき”にいい仕事をしてくれます。花森のような使える男性はそばにキープしておきたい。

素敵な男性陣は映画のキャラでその魅力をパワーアップ。
常識を打ち破る、笑いと涙と萌えのオタクすぎるシンデレラ・エンタテイメントはイケメンを堪能しながらご覧ください。

『海月姫』
12月27日(土) 全国ロードショー
出演:能年玲奈 菅田将暉/池脇千鶴 太田莉菜 馬場園梓 (アジアン) 篠原ともえ/片瀬那奈 速水もこみち 平泉成/長谷川博己監督:川村泰祐  
原作:東村アキコ 「海月姫」(講談社『Kiss』連載)
製作:『海月姫』製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社
公式サイト:http://www.kuragehi.me/


暗殺の脅威に怯えていた若き王を偉大なる王へと変えた運命の24時間

©2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

映画『王の涙-イ・サンの決断-』は李朝の名君イ・サンを襲った暗殺計画というミステリアスな史実に想像力を融合させて映像化したもの。

事件の起こった1777年7月28日の明け方から日付が変わる頃までの約24時間を描いています。

李朝五百年の歴史に刻まれる名君イ・サンは幼い頃、宮廷内の最大派閥・老論派の策謀により祖父に父を殺され、25歳で祖父から王位を継承したものの宮廷内の権力争いが激化して命の危険を日々感じていました。

イ・サンが唯一心を許せるのは宦官カプスただひとり。

理想の治世実現のため老論派の排除に動き始めたイ・サンを老論派は刺客ウルスを使って暗殺を企てます。

このウルフとカプスには、子どもたちを殺し屋に仕立て上げる人買いのもとで一緒に過ごしたという秘められた過去があり、そのことが悲劇を生みました。

イ・サンはそれぞれの思いを受け止めて、大きな決断を下します。


©2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

イ・サンを演じるヒョンビンにとってこの作品は除隊後復帰第一作。

初の時代劇に挑むために剣術、弓術、馬術などのアクションを完璧に身につけ、さらに食事で体を絞りつつ筋肉を維持する努力を日々重ね、怒っているように盛りあがる「怒りの背筋」を作り上げました。

作品の中では、書庫に身を潜め、学識を深めるだけではなく肉体的にも鍛えていたシーンでこの背筋を披露。その逞しい背中からも怒りや憎しみ、悲しみが伝わってくるほど。

しかし服を着ていると武闘派には見えず、思慮深く落ち着いた印象を与えるヒョンビンに理想のリーダー像を見た気がしました。
今後の活躍も楽しみです。

『王の涙-イ・サンの決断-』
12月26日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開
監督:イ・ジェギュ(TV「チェオクの剣』」
出演:ヒョンビン(TV「シークレット・ガーデン」『レイトオータム』)
チョン・ジェヨン(『殺人の告白』『さまよう刃』)
チョ・ジョンソク(『建築学概論』『観相師-かんそうし-』)
ハン・ジミン(TV「イ・サン」)
チョン・ウンチェ(『ヘウォンの恋愛日記』『自由が丘で』)
©2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.ounonamida.net/

(堀木三紀)

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