« LETS修了生だけ、新サービス開始 | メイン | 美しく健康に、いつまでも素敵な交流の中で輝く »

煉瓦の壁に「くまのもの」が良く似合う ―東京ステーションギャラリーで隈研吾を見る

2018年04月27日

建築家「隈研吾」といえばあなたが思い浮かべるものは何だろうか。

新国立競技場や浅草文化観光センターなどの木の建物のイメージがあるかもしれない。

5月6日(日)まで、東京ステーションギャラリーで開催中の「くまのもの―隈研吾とささやく物質、かたる物質」は、素材別に隈研吾建築を見せる展覧会だ。

建築の展覧会というと模型の展示だけで、ちょっと専門的で敷居が高いと思う人や、やっぱり建築は実物の迫力が大事と考える人がいるかもしれない。

しかし、この空間は一味ちがう。

建築をよく知らない私でも、この空間を楽しめる。ただ建築を紹介する模型を見せるのではなく、東京ステーションギャラリーの古い煉瓦と隈研吾建築が融け合う空間になっている。

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F1kumaNanchang2.jpg

「ナンチャンナンチャン」
最初は竹のモックアップ(実物大の素材の模型)がお出迎え。
光に照らし出された竹のモックアップの存在感に圧倒される。

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F2kumaKigumi.jpg

木組みのモックアップ。

モックアップの間に、建物の模型が配置される。
これらの展示は、写真(イメージ)と解説の掲示が重なって(ときには離れて)、ひとつのかたちをつくるようにバランスよく配置されていて、模型とも良い距離感を保っている。


%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F3kumaNational.jpg

「新国立競技場」早く実物を見たい。

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F4kumaChianmen.jpg

「北京前門」
四合院の前面をアルミで覆った。もともとの素材に異素材を組み合わせてのリノベーション。

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F5kumaChashitsu.jpg

「織部の茶室」(写真左)、「北京の茶室」(写真右)

織部の茶室はプラスチックダンボールを結束バンドでつないだもの、北京の茶室はウォーターブリック(水のポリタンク)製。
簡単に組み合わせられる素材で茶室の持ち運びを可能にした。

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F6kumaVictoria.jpg

「ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム ダンディ」

実際の建物も水面に張り出すようにして建つ。実物はプレキャストコンクリート製。

もしかして、このギャラリーの闇に浮かぶ模型と写真のとりあわせは実物よりも神秘的なんじゃないだろうか。

「くまのもの―隈研吾とささやく物質、かたる物質」
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201803_kengo.html

%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E7%94%BB%E5%83%8F7kumaTYOSta.Gallery.jpg

東京駅丸の内北口のドーム下、東京ステーションギャラリー。

ちなみに今回、展示は気前よくも写真撮り放題、SNS・ブログにも掲載可で、写真好きにはたまらない。

(21期 池田雪子)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.living-lets.com/cgi-bin/bg/mt-tb.cgi/855

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)