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家の食品不良在庫を一掃するならサルパだ!

2018年05月25日

「サルベージ・パーティ」略称サルパ。まだ食べられるのに持て余している食材を持ちより、できた料理をみんなでシェアするイベントのこと。
「salvage」には救出の意味がありますから、「食べ物を救い出せ!」という感じでしょうか。

誰でも開けるそうですが、まずは体験。「一般社団法人フードサルベージ」主催のサルパに参加してみました。

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サルパが開かれたリビングデザインセンターOZONE
https://www.ozone.co.jp/

「瓶詰部」と題したサルパ。参加費は2500円です。まだ食べられるのに捨てられそうな食材を「瓶詰め」という形にして、日々の食卓にのせようという企画。
サルベージ・プロデューサー、木幡雪絵さんお手製のドリンクをいただきながら、座学で始まりました。

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木幡雪絵さん(左)、平井巧さん(右)

座学レクチャーは「フードサルベージ」共同代表の平井巧さん。食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を、身近なこととして考えます。

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「おにっぱ」太陽光を一番浴びている、キャベツの外葉

ごわごわとしたキャベツの外葉「おにっぱ」。収穫するとき畑に置き去りにされ、通常店頭には並ばないほぼ廃棄の部分。「いくらなら流通させられるか」という平井さんの問いに、ある農家さんが出した答えは「30円(2018年4月)」。洗ったり、運んだりという費用はもちろん、規格品のきれいなキャベツが「割高だ」と感じさせないよう配慮もして、何とか30円…。

きれいなキャベツと並び売られている30円のおにっぱを、私は選ぶだろうか…。

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「規格外野菜」「賞味期限間近の果物」。ハーブは木幡さんの家庭菜園から

使うのは、市場に出回る前にはねられてしまう「規格外野菜」や完熟しきった果物など。明日になれば店頭から下げられ、捨てられてしまう食材を積極的に選ぶのも「食品ロス」対策です。これを2種類の瓶詰めに仕立てます。

木幡さんは「サルパは食べる楽しさ、作る楽しさを再確認できる場所です」「食材に対する想像力や調理力があれば、食べ物を捨てるという発想はなくなるのではないか」と言います。そんな力を引き出すきっかけになるよう、サルパ活動をしている「瓶詰部」部長です。
http://salvageparty.com/producer/yukiecohata/

木幡さんのレシピを基本に、味付けは参加者各自の好みで始めます。

[レシピ1]『おにっぱのやみつきコールスロー』

細切りにした「おにっぱ」を袋に入れ、キビ砂糖でもむのがポイント。しょっぱくならず、食べるときのアレンジがしやすくなります。

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刻んだおにっぱをキビ砂糖でもむ

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おにっぱのしぼり汁、飲めます

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規格外ニンジンの千切りと絞ったおにっぱを合わせ、酢と岩塩で加減する

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食べるときに、塩昆布や好みのオイル、マヨネーズなどで味を調える


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青臭さ無し!添え物に

[レシピ2]『トマトと果物のピクルス』

ミニトマトとブドウは皮ごと使用。色合いを見ながら瓶に詰め、ピクルス液(酢+キビ砂糖)を注ぎます。酢と砂糖の割合は好みで。ブドウの甘さが浸出するのを期待し、私は「酢4:キビ砂糖1」の酸味きつめに加減しました。

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傷む寸前の完熟果物


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瓶詰め作業

瓶詰めの完成です。

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コールスロー、ピクルス、キウイのはちみつコンフィチュール(木幡さん作)

放っておけば、翌日は捨てられていたであろう食材が、数日日持ちするおかずになったこの方法。野菜果物全般に使えますね。

瓶から出してそのまま食べるのもいいのですが、おすすめは調理食材としての利用。瓶詰め下処理を、質の良い酢、岩塩、キビ砂糖で、シンプルにしてある良さを実感できます。

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我が家の不良在庫も動員して、瓶詰めを食べきる 

「一般社団法人フードサルベージ」のサイトには「食品ロス」について情報が満載。開催されるサルパを探すこともできます。
http://foodsalvage.or.jp/


http://salvageparty.com/

サルパの開き方に決まりはありません。「持てあましていた食材がおいしくなること」を楽しめたらいいのだと感じます。楽しんでいたら、食材を使い切る術が身についた、というのが理想ですね。

今回参加した「瓶詰部」は、いわばワークショップ形式のサルパ。親子連れや「食品ロスってなに?」という興味で参加するのにも向いていると思いました。

原田陽子(21期)

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