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主婦が小説出版 探求心が原動力にーー(LETSインタビュー講義から)

2019年04月12日

専業主婦ながら、小説を出版した人がいる。
「マダム・モネの肖像」(幻冬舎)の著者、松井亜樹さん。

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 17年間の専業主婦生活の後、ライターとして社会復帰。「書く楽しさ」に目覚めるも、家庭の事情で3年半前に離職、再び家事一色の生活に。

「一日のうち、少しでも書く時間を持ちたくて、好きなことを好きなだけ書いてみようと思ったんです」。

 印象派の巨匠クロード・モネの最初の妻、カミーユ。モネのことを調べるうち、気づいた。これほど多くの名画にその姿を残していながら、カミーユについての確かな記録は旧姓と没年月日だけ。がぜん、興味がわいた。「彼女の人生の軌跡を形にしてみたい」。

 カミーユを通して、モネをはじめ、マネ、ルノワールなど、印象派画家たちの会話や生活をいきいきと描いた。

あたった文献は20冊以上。当時のパリの社会情勢や風俗、地理も調べあげた。翻訳ものの美術書の中には、特に日時など曖昧な記述もあり、同じエピソードをできるだけ多くの書籍で確認して、明らかに誤った情報は捨てる、という地道な作業を続けた。

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「分からないことが分かるのが、おもしろい。つらさは感じませんでした。好きなことってそうですよね。趣味のパッチワークをするような感じ(笑)」

 家事の合間に執筆をつづけ、気づけばおよそ20万字を超える大作に。ライター時代の恩師に持ち込むと、「ぜひ世に出そう」と、単行本として出版することになった。

「書くことは、大げさに言えば生きがいみたいなもの」と笑う松井さん。彼女の探求心は、次にどんな作品を生み出すのだろうか。

「マダム・モネの肖像」(幻冬舎)1500円(税別)

2019年2月、LETS講義時の村尾講師によるインタビューを構成。
ライター・小貫(23期)撮影・松岡(23期)


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