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ホームレス小学生?! 住民票が抹消される?! これが私たちの国のできごと?! 石川結貴さんの講演会で衝撃を受ける

2019年12月13日

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石川結貴(ゆうき)さん

12/11(水)、東海道五十三次の難所の一つ『越すに越されぬ大井川』からほど近い、静岡県島田市民総合施設プラザおおるりで石川結貴さんの講演会が開催されました。

人権週間のしめくくりで、テーマは『消えた子どもたち~虐待と貧困の現場で何が起きているか~』。

※石川結貴さんプロフィール※
ジャーナリスト。家族、子育て、教育問題など独自の視点を持ち、丁寧な取材を行う。『ルポ 居所不明児童 消えた子どもたち』(ちくま新書/筑摩書房 2015年4月)など著書多数。最新刊『毒親介護』(文藝春秋)。講演活動、テレビ出演など多方面で活躍。
https://ishikawa-yuki.com/

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『ルポ 居所不明児童 消えた子どもたち』

 消えた子どもたちとは? 是枝裕和監督の『誰も知らない』で描かれた出生届を出されていない子どもたち、ではありません。

分かっているだけでも全国に2万4000人いるとされる居所(きょしょ)不明児童のことを差します。
住民登録していても居住の実態がないと抹消されてしまうのだそうです。

「豊かなはずの日本で棄てられる子どもがいる、ホームレスになる子どもがいる」と石川さん。自身が取材をした「生」の情報だから言葉に力があり、ホームレスの子どもの殺伐とした容姿、様子が浮かびます。

 目を背けたくなる、耳をふさぎたくなる痛ましい事件も「救えるポイントが何度かあった」と、石川さんは忸怩たる思いを吐露しました。

それでも、1人親家庭の成長支援事業に手厚い江戸川区の事例や、見守り活動をしている地域など明るい話題もあり、希望を与えてくれます。

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『子どもの無縁社会』

何かしたいけれど何もできないと思わず、近所の子どもたちに声をかけたり目を配ったり、小さな一歩から始めようと聴講者は思ったに違いありません。

2時間弱があっという間で、ライブなら「アンコール」と叫びたいところ。聴きごたえのある講演会でした。

 取材をした子どもたちのその後も追いかける石川さん。
虐待と貧困のなか大人になり多くは親と離れ、親に支配されない生活を手に入れています。
そこへ降りかかる親の介護。子どもたちにとって「毒親」だった親を介護できるのか? 虐待、貧困の連鎖が断ち切れない歯がゆさをつづったのが石川さんの最新刊『毒親介護』。

文藝春秋オンラインのPV数(閲覧数)が100万を超え、担当編集者に「驚異的な数字」と言わせた記事が元になっています。

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『毒親介護』

記事:石川のりこ(24期)
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石川さんはLETS24期生のベーシック最終講義の講師でした。その翌日に予定されていた講演会の告知を主催者が全くしていなかったというニュースに一同唖然。LETS・外山先生のネットワークや各自のSNSで情報を拡散しました。詳しくはブログで。今回の講演会はきちんと告知されていました。
https://ishikawa-yuki.com/report/20191002.html

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