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「意識が変われば世界は変わる」イマココラボ事務局長 山本ゆかりさん ヘインタビュー

2020年03月30日 14:23

カードゲームを利用して、国連の提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念を体験する活動を進めている一般社団法人イマココラボ。その事務局長に昨年10月に就任した。

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地元、愛知県で就職。仕事の傍ら趣味で続けていたバンド活動でデビューの誘いを受け、20代後半に上京した。しかしメジャーデビューには至らず、2年あまりでバンドは解散する。

地元ではできないことをしたいとIT関係企業に就職、その後さまざまな職を経た後、子育てのために一線から退いた。自分がこれまで培ったものを活かしたいと考えているときに、イマココラボと出会う。イマココラボの名は「今から、ここから、さまざまな試みをコラボレーション(協業)で」に由来する。その理念に共鳴した。

原点には、一人の女性がいる。コンサルティング会社で障害者就労啓発事業を担当していた折、仕事で大きなミスをして落ち込んでいた山本さんに、年下の障害のある女性が声をかけた。「今日、いつもと違うよと言って、コーヒーをくれたのです。彼女の給料は月1万円程度。その中から、わざわざコーヒーを買ってきてくれて」。

仕事では自分をよく見せなければと思っていた。だから無理をしてでも普段と同じように振る舞うことを心掛けた。だが、彼女はただまっすぐに目の前の人を見て、寄り添ってくれたのだ。彼女が去った後、思わず涙がこぼれた。
「人生というのは、いまここで、どれだけ愛を持って接することができるかの積み重ねだと思ったのです」

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 今後はSDGsの目標をふまえ、障害のある人の状況について学びの機会を提供したいと考えている。

その一方で、SDGsは意識を変えるためのツールの一つだと考えている。かつてウェブサイトを作成していた経験を生かし、自分や社会が変われるようなものをウェブサイト上に作りたい。意識が変わることで世界は変わる、変えられる。その実感があるからこそ、次を見据えている。

イマココラボURL:https://imacocollabo.or.jp/

※SDGsとは…2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までに達成を目指す17の目標のこと。貧困や教育、環境など、幅広い課題の解決を掲げている。
※山本ゆかりさんへのインタビューは2020年1月11日に「LETS ライター・エディター養成講座 ベーシックコース第7回『取材・インタビュー実践』」で行われた。聞き手は講師の村尾由紀さん(WEBマガジン「かもめの本棚」編集長)。
                                  (堀優子 25期)

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