今日のひとこと☆いじわるジイサン


 駅の改札を出たとき、
 「ご飯を炊いておいてね」と娘に電話をし忘れたことに気づいた。
 夕食は親子丼にするつもりだったのに…
 「つけ麺にしよう!」と慌ててスーパーに駆け込んだ。
 いつも通り、買う予定のなかった食材の他、シャンプーまで買いこんでしまった。


 ターミナルに停車していたバスは座れそうになかったので1台待った。
 次に来たバスの前から2番目の座席に座り、荷物を足元に置いた。
 

 なかなか出発しないバスにおじいさんが乗り込み、私の横に立った。
 向かい側、ベンチシートの優先席に座る若者たちは席を立つ気配もない。


 「チェッ」心の中で舌打ちをして、荷物を手に取った。
 「どうぞ」席を譲ろうとすると…
 「いや。いい」とおじいさん。
 「いえ、どうぞ」と再度、譲ると
 「“いい”って言ってんだろう!」と怒鳴り返すジジィ。
 「ああ、そうですか」わたしもムッとして座った。
 乗客のみんなが注目している…ような気がした。
 

 しばらくするとジジィは私の真横から斜め前あたりに移動してきた。
 「あのさぁ~」とジジィ。
 「はい」と顔を向けると…
 「席を譲られたのは初めてだよ」と追い討ちをかけてきた。
 「すみません」。それしか言えなかった。

 
 私は恥かしさを誤魔化すため、携帯を取り出し、メールを打ち始めた。
 ジジィは足をさすったり、曲げたりし始めた。
 (譲ろうかなぁ~。いや、あんだけムゲに断られたしな…。いや…)
 そんな葛藤の最中、ジジィが話しかけてきた。


 「ねぇ」。
 (やっぱり譲ってほしいんじゃん!)
 腰を浮かし、立とうとしたときジジィが指さした。
 
 
 “携帯の電源を切りましょう”のシールを。
 「見えない?守らない人多いんだよね~」と。

 
 そう。確かに多い。
 いつもいつも注意してやろうと喉元までその言葉が出ているのだ。


 まさか!まさかだ!この私が注意されるなんて!!!!
 今度こそ、今度こそ本当に乗客全員が私に注目している…。


 向かい側は優先席なのだから、電源OFFはあたりまえだ。
 うかつだった…。
 でも、でも、なんてこったぁ~!

 「すみません」とまた謝り、急いで携帯をしまった。


 今すぐ降りたい!次の停留所で降りたい!
 でも、お腹をすかせ娘たちが待っている…
 そんな葛藤の中、またジジィが話しかけてきた。
 (今度は何だよ!)と思い顔をあげると…

 
 「席、譲ってくれてありがとう」と言って降りて行った。


 危なっかしく、道路を横切るその姿をバスの中から
 (気をつけてね、ジジィ。ジジィなんだから!)と見送った。

                    

                         あいはらこずえ

薬剤師ママのくすり箱 〜夏の風物詩!? とびひ〜

7月、8月、子どもたちの間で流行る皮膚病が、とびひ。火の粉が飛び散って広がるように、症状があっという間に広がるので、通称「とびひ」。正式名称は「伝染性膿痂疹(のうかしん)」。


とびひは、うつる病気。朝から晩まで遊ぶのが仕事の子どもたち。特にお友達と遊べなくなったり、プールに入れなくなるのはつらいですよね。
しかも保育園に行けなくなるケースも! 働くママは要注意です!


この原因菌は、黄色ブドウ球菌で、どこにでもあります。特に鼻の穴の中に多いので、鼻の回りに傷ができたり、鼻をほじる子だったりすると、とびひになる可能性大。


この菌は、健康な皮膚なら、悪さはできませんが、虫さされやあせもを引っ掻いたりすると、そこの傷口で培養され、じゅくじゅくした状態を作り、広がっていきます。

ママの目を光らせて、ボリボリ体を引っ掻いていた、すぐに患部をチェックしましょう!


あれ?と思ったら、すぐに皮膚科にかかることが大事。症状によって、飲み薬(抗生物質やかゆみ止めの抗ヒスタミン薬)や塗り薬(抗菌剤)が処方されます。


傷口は、石鹸でやさしく洗い、ガーゼや包帯でカバーしておきましょう。絆創膏を傷口に直接貼ると、かえってテープを貼ったところの皮膚が弱くなって、症状が広がる場合があるので、おすすめできません。


とびひにならないためには
1、 お風呂や手洗いで、皮膚を清潔に保つ。
2、 爪を短く切っておく。
3、 虫さされやあせもは、掻き崩さないように、早めの手当をする。


とびひになったら
1、 早く皮膚科にかかる。
2、 3日間、薬を飲んでも改善しない場合は、もう一度受診する。(耐性菌の可能性あり)
3、 患部を清潔にし、正しい処置をする。

小さな火種もバカにできませんよ!


次回は、BCGについて。ところでBCGってなんでしょう?

育児ヘア・・・

今日は土曜日。


赤ちゃんのお世話中、ママ達がやりたい事の一番は美容院に行く事・・・とある雑誌にあった。
そう、ここ数日私も行きたかった美容院。で、行って来ました。
実は自宅マンションの1階が美容院。ベベを夫に頼んで。あ~、さっぱりした。


つまんない書き込みだけど嬉しかったので、つい・・・。
ラランジェ
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かなりベリーショートな育児ヘア

私のしごと

全国的にお盆休みですが、私の多摩本部での仕事も、ようやくここにきて一段落。
5月から始まったこの仕事も、ようやく最後の電話番号確認の作業までこぎつけました。


多摩本部での私のメインの仕事は、9月末発行予定の立川市の「生活ガイドブック」の製作。

取材先のピックアップから最終の電話番号確認まで、担当した項目は、その一連の作業を
すべてひとりでやらなければなりません。


アドバンスコースの修了製作で「Shufdas」を作ったときは、各章を数人で担当していましたが、
ちょうど、あれをひとりで担当しているような感じです。


「Shufdas」のときは、デザイナーや先生におまかせだったレイアウトや、スキャニングの
発注作業も自分でやらなくてはならないし、なによりも出稿から校了までのスケジュールを
しっかりアタマに叩き込んで、渡されたスケジュール表とにらめっこしながら、自分で仕事の
段取りを考えて進めていかなくてはなりません。


誰にも催促されないかわりに、誰も助けてくれない…これは、なかなかスリリングです。
しかも、担当しているいくつかの項目は、少しずつ、スケジュールがずれているので、
Aの出稿日の翌日はBの初稿戻し、同じ日にCはゲラ拝の依頼をして、その翌日は
Dの取材・・・といった具合。


この3ヵ月、私のアタマのなかでは、常にカレンダーがぐりぐりとまわっていたのでした。

母乳・・・って

授乳に対する本音


助産師さん曰く、「よくでるオッパイ」らしいベベ母。
が・しかし・ベベは少し飲んだらネムネム・・・少し飲んだらネムネム・・・な毎日。
3時間授乳なんていうけど、今のところウチは1時間授乳くらいのペース。
これでは体がもたんよ。
先日はベベを抱っこしてる間にウトウトしてて危なかった。
最近は帝王切開の傷が今更ながらに痛んできてるし。
助産師さんは頑張れという。そんなに長く続かないからと。
でも、現在で相当参ってるから少し休みたい。
そこで、ミルクとの併用をしてます。
やっぱり自分の体が元気でないとベベのお世話どころではない。

そんなことを考えてます。

ラランジェ

夏こそ塩を知ろう

「汗をかき過ぎたときは、水よりスポーツドリンク」
の根拠って何?


海の水ってどうしてこんなにしょっぱいの?


子供の「どうして?」に困ったら、
「たばこと塩の博物館」で塩について
親子で学んでみませんか?


夏休み期間は、
「動物にきこう! 塩のひみつ」 という
子供向け展示をやってます。


私たちの体に必要不可欠な塩。
身近なようで案外知らない塩について
いろいろ発見がありますよ!


JTの施設だから「たばこ」の展示もあるけど、
アンチ煙の人でも、たばこ文化周辺のデザインなど
楽しめると思います。


私も7歳と4歳を連れて行ってきました


※渋谷では、「たばこと塩の博物館」のほか
「こどもの城」「東京都児童会館」
「電力館」「NHKスタジオパーク」をめぐって
記念品がもらえるスタンプラリーも開催中です

ベベ・いらっしゃいませ

7月下旬にベベがお腹からでてきました!

予定帝王切開だったので、かなり以前から出産日は決まってたんだけど。
だから、突然の陣痛に備えて・・・ではなく出産日まで毎日カウントダウン。

出産までもイロイロあって出産後もイロイロあって。
でも産まれたら全てチャラだね。

これからはベベとの生活を交えながらベベ母の本音や現在の子育て事情?やらを正直に書いていきます。書き込みがガツン・・と間があいたら授乳地獄でバテてると思って(笑)

~今日のベベ~
母乳飲めてるかどうかイマイチ自信のないベベ母。。。
まあ、飲んだ後寝てるから大丈夫だろう・・・。
子育てで一番大切な事は「アバウトな精神」らしいね、。全くその通りだと思う今日この頃★
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ワニのピエールとネムネム・・・。
ラランジェ

薬剤師ママのくすり箱 〜ドクターのゴールデンリストを作りましょう〜

 現在4歳と0歳の子育て中。ということは、自分を含めて3人分の健康管理をしなくてはなりません。(パパは自己責任でお願いします)
子どもは急に病気になったりしますよね。
危機管理のくすり箱として、子どもと薬(医療)のお話をお伝えします。


今日は、医者にかかるときの話。
前もっていつ起こるか分からないからこそ、小児内科、歯科、耳鼻科、皮膚科、眼科など、あらかじめどこに連れて行くかリストを作っておいた方がいいですね。どこの医者がいいのか? ネット検索もいいですが、やはりこれは、ママの口コミが一番。ちゃんと話を聞いてくれること、不必要な治療をしないこと、薬について説明してくれること、この辺りが重要ポイント。子どもの身になって診察してくれる、優秀なドクター陣集めた、ゴールデンリストを作っておきたいものです。


あと、重要なのは、子どもの様子の観察。食欲・機嫌・朝起きてくるときの様子にあやしたときの様子・遊び方などなど。どうも様子が変だ!と感じたときは、医者にちゃんと説明できるように、よーく観察しておきましょう。


漠然と病院へ連れて行くのは、避けるべし。ドクターとちゃんとコミュニケーションがとれるように、観察結果や質問を用意しておくといいですよ。


保険が利かない予防接種。この料金は病院によってそれぞれ。ワクチンの価格プラス、医師の技術料が、予防接種代。この技術料が1000円のところもあれば、5000円なんて高額を取るところも。あらかじめ電話をして料金を聞いた上で、予防接種をする病院を選ぶと安心です。


次回は、夏の風物詩?!とびひについてです。

オフィス紹介

多摩本部は、立川駅からほど近いビル(写真)の7階にあります。
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現在20人ほどが働いており、その9割が女性です。
編集部と営業部に分かれていて、営業部ではLA(リビング・レディ)と呼ばれる女性たちが活躍しています。
みなさん主婦ということですが、電話での流暢な応対といい、物腰といい、う~ん、プロフェッショナル!
同性の私が見ても「ステキ」と思えるほど、お仕事もバリバリこなしています。
女性の仕事といえば、男性の補助的な仕事が主だった自分のOL時代(縄文時代ではない)とは隔世の感があります。


一方、編集部は私を含めて全部で7人。
社員、業務委託、ライター契約で働く人と業務形態はさまざまです。
社員は9:30に出社しますが、それ以外の人の出社時間はまちまち。
原稿があがってくる時間や取材の予定など、その日の仕事の都合にあわせて出社してきます。
だから私が出社する10:00の時点では、社員だけことも多く、オフィスのなかもガラ~ンとした雰囲気。
でも、時間が経つにつれて、続々と出社するひとたちで、一挙に、にぎやかになっていきます。

では、、ここで私がどんな仕事をしているのかは、次回また。


桃的男面子

(ももてきだんめんず)


先日、疎遠になってる友人に電話した際、「今日は珍しくみんないるんだよ★」との事。
我が家と同じ男児2人兄弟。
長男のO君はジャイの友達で我が家が引っ越すまで、よく2人で遊んでいたなぁ。。。


ママと話していると
「え?O、ジャイママと替わりたいの?」
「替わって!替わってぇ♪」
話すの何年ぶりだろ!ドキドキ!!


「…ジャイママ…」
「ワオ!元気!?」
「全然。。。元気だよ~」
「。。。全然!?全然っていうから元気じゃないと思ったよ!」


それから20分、たっぷり彼と話をした。
私が近況を聞き取る取材形式!?みたいになり
たまに
「そりゃあOの気持ちも解るけどさぁ!母親的にはこう思ってるんだよ!!」
うざかっただろうな…
でも改造バイクにまたがり、昼夜逆転生活をしていると聞いたからには苦言を呈さずにはいられなかった。
聞いたことには素直に答えてくれるし。
反抗期で、大人の声になっていて、私なんかよりジャイに会いたいに決まってる彼は、私の中ではキラキラとサッカーボールを追いかける小学生のあの頃と少しも変わっていない。


ジャイの友人が来てご飯を出すときは、彼らの本音を聞くチャンスだ。
友人同士では話さないことも、大人が一人入るだけでポロリ洩らすこともある。
彼らは3パターンに別れている。
1・私が大人と意識して、ジャイに気を使いとりあえずその場にいる子
2・ものすごく感じの良い受け答えをして、礼儀正しいんだけど「本音言ってないね…」と感じちゃう子
3・大人の私を警戒せず、本音で受け答えする子


2の子は私を警戒しているのか、大人に対して不信感があるのか解らない。
3はO君みたいに幼児から知ってる子とは限らず、初めて来る高校の友人の中にも何人もいる。
で、私も人間だから3の子たちがすごく可愛い。
だからたまに おせっかいオバサンになって
「~~はやめた方がいい!」「~~には気をつけなさい!」とか言っちゃうんだけど、
ジャイにもヨソにおせっかいオバサンが何人かいるのは知ってるし、ありがたいことだと思うから
これからもおせっかいを続けていくつもりだ。


前述のO君には夏休み会いに行き、そこでもギザウザスオババに変身して夜通し飲みあかして喋りつくそうと思っている。
勿論飲むのは私だけ★


今日のひとこと☆土佐いく子先生の講演・3


 少し、書かない間に、また痛ましい事件が起きてしまった。
 
 「よい子を演じ続け、プツンと切れてしまう…。
 失敗が怖い、評価を気にする子どもたち…。
 子どもたちの心の声に耳を傾けて!」
 
 そんな先生の話しがよみがえった。


 「まず、共感して!」

 子どもが転んで「痛い」と言ったとき、
 「痛くない」というお母さんがいる。
 
 
 まずは、「痛かったね」と受け止めてあげることが大切なのだ。

 …これはよく聞く、話ではないだろか。
 実践できるかどうかは別としても。

 「お花がきれい」と小さな子どもが言ったなら
 「きれいだね」と受け止めてあげること、共感してあげることが大切なのだ。

 「表現は受け止め手との安心感の中から生まれる。
 それが通じる喜びは、生きる今を確かめる喜びでもある。
 そこから、人との関わりを持つことができるようになる。
 そして共感できる人がいて初めて、感受性や好奇心が豊かになる」

 共感することが生きる喜びにつながっていくのだ…。
 

 「暑いよ~」
 「みんな、一緒!」「夏なんだから、あたりまえでしょ!」

 そんな会話ばかりの毎日。
 もう少し、丁寧に。もう少し、コツコツと…
 子どもの言葉を受け止め、共感していかなきゃ…と
 悲しい事件のニュースのたびに思うこの頃だ。

                            あいはらこずえ

桃的男面子

(ももてきだんめんず)


妹とパルと三人で食事をした。
女2人でとりとめのない話が終わることなく続き、話が最近のジャイにおよんだとき
「お母さんってひどいんだよ~」とパル
「??」
「お兄ちゃんが真剣に相談してるのにさ…」


ああ、思い出した。
昨夜、パソコンに向かっていた私にジャイが
「おかあ、女の子に旅行のお土産何がいい?って聞いたら「何もいらないから楽しんできてね★」って言われちゃったんだけど、どうすればいいのかな?」
「え?そのコのこと好きなの?」(一瞬キーボードから手を離す)
「いや、普通の友達」
(チッ!な~んだ。。。)再びPCへ関心がシフト
「いいんじゃない?いらないって言ってんでしょうが!」
~カチャカチャカチャ…~


ジャイが何か言っていたような気がするが、どうでもよすぎて覚えていない。
パルから見て私の態度はよっぽどだったんだな。。。
鼻とかほじってたのかも。。。


妹と一笑いして帰宅後ジャイに声をかけた
「昨日言ってた女の子って、いい子なんじゃない?優しい子だよね~」(フォローになってる?)
「…友達でもさ、男としては喜んで「じゃあ○○買ってきて!」って言われたいんだよね…」
そうなの?
私的にはとても良いお返事例だと思ったんだけど男としてはそっちの方がいいのね?
では私も「○○買ってきて~~♪」と言わせてもらうわ。機会があれば…


でもなんだか自分で「男としては」とかジャイに言われると、急に彼が大人びて見えた。


※夏ですね♪毎日暑くて体が溶けてしまいそうです!
先日ジャイ中学友達、高校友達にちゃんこ鍋を出しました。
とってもラクチンな一品料理だったんだけど、相撲部屋のおかみさんになった気持ちになりました。

プロフェッショナルへの道

はじめまして。
遅れてやってきた27番目のLETS0期生、一葉です。


「え?0期生は26人じゃなかったの?」という鋭い突っ込みをいれたあなた。
はい、おっしゃるとおり、ベーシックコースの0期生は26人でした。


実は私は、首都大学のオープンカレッジ「実用ライター講座」で学んだあと、ライター検定を
受験して、アドバンスコースから参加した異端の0期生なのです。


途中参加にもかかわらず、ベーシックコースから進級したみなさんには親切にしていただき、
0期生の平均年齢を大幅に押し上げるという偉業を残し、無事、アドバンスコースを終了。


「さて、これからどうしようか」と悩んだ挙句、私はプロフェッショナルコースに進むことに
しました。

この5月から、私はプロフェッショナルコースの一環として、多摩リビングの編集部で
実務経験を積ませていただいています。
このプログでは、そんな私の日常を少しずつご紹介したいと思います。
これからプロフェッショナルコースを目指す方の参考になれば幸いです。

今日のひとこと☆土佐いく子先生の講演・2

 「今の時代は生きにくい」と土佐先生は言う。

 「子どもの本当の姿が見えない、見えにくい」と。
 

 そんな背景の“今の時代”の青少年犯罪事件から見えてくることは…


 非常勤講師として勤務している大学で
 
 先日の「秋葉原の事件」について130人に作文を書かせたところ…


 一人が「自分もやらないとは言い切れない。自分が怖い」。

 それ以外のほとんどは
 
 「いけないこと」「許されることではないこと」と前置きしながらも…

 「なんとなくわかる気がする」

 「自分の声に耳を傾けてほしいという気持ちがあったのだと思う」

 「気持ちが想像できる」
 
 ─とある意味共感できるとも取れる意見だったと言う。


 親や周囲に共感されずに育った子どもは、心にフタをしていまい、
 
 結果、歪んだサインを出すと言う。


 
 「誰でもよかった」数々の青年犯罪者が口にする言葉…

 上述した生徒がいうように、

 「自分の声に耳を傾けてくれるのなら、誰でもよかった

 という心の叫びだったのかもしれない。


                                 あいはらこずえ    

今日のひとこと☆土佐いく子先生の講演・1


 冷房の効いていない蒸し暑い体育館で講演会はもう始まっていた。

 400人近くの人が彼女の話に耳を傾けていた。

 空いている席を探し、ひとまず座った。

 今朝も早かったし、この数日寝不足だし、ちょっとだけ寝ちゃおうと思い目を閉じた。

 
 
 話しているのは“土佐いく子”先生。

 ベタベタの関西弁が体育館に響いていた。
 


 東京の学童保育研究集会の記念講演なのだ。

 「明日に生きるこどもたちを信じて」
 ~子どもたちの心の声が聞こえますか~

 というテーマを彼女の推奨する子どもたちの「作文」を基に講演していた。

 関西人ならではのお笑いセンスに思わず目をあけ、資料に目を通した。

 

 この3月まで教壇に立ち、今は大学の講師と、

 小学校での専門員として活躍されているらしい。

 彼女、お手製の資料とレジメは、PCで打たれたものでなく、

 直筆をコピーしたものだった。

 その少しクセのある文字は、今だに年賀状のやりとりをしている

 私の小学校の時の担任の字によく似ていた。

 子どもが書いた作文を例にあげ、話しはすすんでいった。

 文章として上手いとかいうよりも、

 書いた子どもの息づかいが聞こえてきそうな、リアリティのある作文が多かった。

 「こんなこと書いた子もおりましたぁ。資料には書いてませんで…」と

 手元の原稿を読み上げた…

 「昨日、8ヶ月の妹が泣き止まなかった。

 ミルクの作り方がわからへんかったし、

 ずっと抱いていた。

 抱いてたら、10時ころやっと寝た。

 寝たから布団におろしたら、また泣き出した。

 背中をずーとトントンしてやった。」

 
 
 何人かの人が、汗をふくタオルの行く先が、目元になった。

 「こんな子もおりますねん。

 8ヶ月の赤ん坊がいても、10時すぎまで、

 おかあさんが家に帰ってけぇへん、いや帰れへん家があるねんな。

 この子、よぉ、がんばってましたわ」

 

 鼻をすする音があちこちから聞こえた。

 私も慌てて、ハンカチを探そうとバッグの中に手をつっこんだ…。

 

                                     あいはらこずえ

桃的男面子

(ももてきだんめんず)


前回 ジャイ友人ブログ(プロフィールを略して本当はプロフというらしい)を覗き
気が動転し、結果的にはホッとしたんだけど 見なかったことにしようとした。
安心するまでの1週間、17才が身内を殺める事件が続き 
ニュースが流れるたび
見たくない!
聞きたくない!
知りたくない!
と思いつつ ドキドキとしていたから


彼を信じているハズだったのに。。。


彼は特別な子ではなく
明るくて元気で、どこにでもいるちょっと甘えん坊な17才の男子。


もしかしたら 
「俺の反抗期は終わったゼ!パルの反抗期は任せてくれ!」
と豪語するジャイの胸の内にも
同じような想いが行き来したことがあったかもしれない。
イヤ、今思ってるカモ


私たちが想像するより
男の子たちは単純で 幼くて オバカで
裏を返せば
純粋で まっすぐ なのかもしれないけど


母親は その全てを許して受け入れる準備がある?
私たちって そんなに大人になれてる?
私自身のレベルは20代のころから大してUPしていない。


ジャイを進級させてくれたプロジェクトのことは以前書いたけど
その中の一人U君のプロフも いつの間にかブックマークしてあった。


年の離れた弟や妹に 凄く優しく、小さな子がまとわりついてる。
地域のスポーツ団体のコーチをボランティアもしていて
U君は パルの理想のお兄ちゃんだ。(ジャイには悪いが)


彼の書き込みに動揺したあと 安心したくてU君のプロフをのぞいたら
幼い弟の目の前で喧嘩する両親の事が冷静に記してあった。
もう登録も消してしまったので、うろ覚えだが
部屋の隅でおびえて泣く弟に対する憐憫
どうして 弟を悲しませるのか?という疑問
そして 喧嘩を止めようとした自分に対し「子どもが親に意見をいうのか?」
と更に激しくなる両親に対しての怒りが書き込んであった。
もうやめてくれ 弟をこれ以上悲しませないで と。


やっぱり彼同様 親のことだけは長く詳しく書いてある。
誰かに聞いて欲しいの?
私が知っちゃっていいの?


覗いてしまった17才の本心に 泣けて 後悔して 又泣いて 謝った。


悲しい想いをさせてごめんね
でも 私たち親だって 完璧ではないんだよ
いたらないし 欠点だらけだし まだまだ日々間違いの連続なんだ
感情が理性に勝ってしまうことも多いし 親だからって偉そうにしてることもある。
だけど みんな、子どもを理解して、受け入れて愛していこうと努力してるんだよ。
だから 許してね。


ここまで書いて 
両親に想いを馳せる。


私は 親に理想を押し付けてなかった?
完璧なパーツを集めて 良い父親、母親を求めていた気がする。


10才のとき想像したハタチ
ハタチのときの30才
30才のときの40代………


未熟な私はいつも変わらない。
でも日々進歩しようともがいているから、許してほしいな。
仕方なくても認めてほしい。


ジャイ、パル、あの子もこの子も、その子達に続く子どもたちにも。


今日のひとこと☆あいはら家・娘たちのチェック

 
 帰宅が遅くなったので、慌てて夕食の支度をしていると電話が鳴った。

 
 「バァバから」
 
 受話器をとった娘が言った。

 「うん。うん。そう…。

 ネクタイの色とかね、お洋服の色とかね言うの。

 …え、わからない。ご飯の支度している。…まだ食べていない。

 わかった。お姉ちゃんにかわる」


 夫のサミット・ファッションチェックのことを話しているようだ。

 夫ったら、新聞に載ったことを、お義母さんに電話したようだ。


 「うん。そう…。オンナの人…記者から電話があって…シャツの色とか言ってた。

 新聞?うん、あるよ」

 小4の上の娘が電話を肩にはさみ、新聞をめくる。
 
 

 え?新聞に記載されたの知っていたのだろうか?
 
 え?あんな新聞、見ちゃったのぉ~?

 …と思ってるやいなや


 「うわっ!エロい!なにこれ」娘が叫ぶ。

 
 フライパンから手が離せないのをいいことに聞こえないふりをする。

 しかし、娘の興味の先は夫の記事。パラパラと新聞めくり

 「あった、あった!〇ページ。G8クビノウ…?え?」

 電話口で一生懸命説明しているが、伝わらないようだ。


 焼きそばができたので火を止め、電話をかわった。
 
 「新聞を買ったんだけど、どこに載っているかわからないんだよ」

 いつの間にかお義父さんにかわっていた。

 「ちょうど、福田首相の下から文が始まっているのわかります?

 “北海道洞爺湖サミットが開幕した。…G8の服装をファッションコーディネーターあいはら氏が採点”」

 記事を読み上げるそばから、

 「うわぁ~おとうさん、すごぉい!!」娘たちの喚声が上がる。

 どうやら新聞は見ていなかったようだ。


 
 電話を切った後の食卓も

 「おとうさんってすごいんだね!学校で自慢しちゃおう!」と盛り上がる娘たち。

 なんとなく、悔しくなり

 「でもさ、おかあさんがほとんど書いてあげたの見てたでしょ?」と大人げもなく言うと

 「え?でもおかあさんの名前なかったでしょ」と冷たくあしらわれた。

 「でもさ、でもさ、おかあさんもさ、本に載ったでしょ?写真入りで」
 
 と引き下がらずに“Shufdas”のことを持ち出すと…

 「…え?新聞の方がすごいに決まってるじゃん。たくさんの人が読むんだよ」


 きびしぃ~っ!(涙)
 
 娘の返答に返す言葉もなく、軽い敗北感をむさぼった焼きそばと一緒にビールで流し込んだ。

 
 
                                                あいはらこずえ
 

 
 

 

 

今日のひとこと☆サミット・ファッションチェック続編

 電車を降りるとき、メールを受信した。
 夫からだった。

 「○○新聞、もうそのまま文に」

 本当に文才のない人だとつくづく思う…。
 
 「意味がわからない」と電話をすると
 「○○新聞さ~、オレの言ったことそのまま書いてんだよぉ」
 と、まんざらでもない様子。
 
 「“オレの”じゃないでしょ。“アタシの”でしょ。ギャラちょうだいね」
 職場に着いたので電話を切った。

 


 帰宅するやいなや、テーブルの上にあった新聞を広げた。


 〇〇新聞ってこんなにエロいのか×××
 
 ホントだ、そのままだ…。

 一列に並んだ首脳の写真の下に夫の酷評が記載されていた。

 しかし、PCの動画や、昨夜のニュースとは違う服装の首相もいるではないか!
 白黒だから、まだわかりにくいものの…。


 ハキハキした記者のそのプロたる手腕を楽しみにもしていたが… 
 LETSだったら、「秀」にもならなかっただろう。
 
 こうも言えた、あぁも言えたと後悔した。
 あ~でも、こんなにまんまなら、全部私がやりたかったぁ!
 ついでに、私が全部「記事」として納品したかったな…


 今日もサミットのニュースになるたび、
 首相たちのファッションチェックを心の中でブツブツ採点する私。
 
 
 しかし、どのくらいのギャラが出るのだろうか…。

 今月は私の誕生日。何を買ってもらおうかなぁ~。


                            あいはらこずえ

今日のひとこと☆サミット・ファッションチェック!

 もうすぐ我が家というとき、携帯が鳴った。

 「コンビニで新聞買ってきて」と夫からだった。

 「いやだ」とすかさず断る。


 両手には大根やら、よく熟した路地トマトやら、さっき八百屋で買った野菜がいっぱい。

 

 夫はメールも送信していた。

 「サミットについて調べたいから新聞買ってきて」

 そんな質問をしそうな上の娘は私と一緒だ。

 1年生の下の娘はそんな宿題も出ないだろうし…。


 帰宅すると、夫は電話中。

 ハキハキした女性の声が電話からもれてくる。

 「誰?どうしたの?」

 「〇〇新聞の記者。△△さんから、さっき電話があって、

 サミットの首脳たちの“ファッションチェック”頼まれたんだけどさぁ~。

 8時前には終わらせなきゃいけないんだよ」

 今は7時前だ…。


 夫は数ヶ月前からフリーになったメンズのデザイナーだ。

 〇〇新聞の記者に言われたとおり、PCを検索。

 サミット関連ニュースの動画をチェック。


 携帯が鳴った。また記者からだ。

 彼女の声は私にまで聞こえる。

 「日本放送でもうすぐ、始まります。見てください」

 各国首脳が記念撮影のため集まり、並ぶ…

 しかし、一瞬で終わる。

 その間に私はPCの動画をチェック。

 慌ててチャンネルを切り替える夫。

 ちょうど7時のニュースで報道されていた。

 メモをとりながら、必死な夫。

 私は夕食の支度にとりかかる。


 また携帯が鳴った。彼女からだ。

 まだ、30分とたっていない。

 明日の新聞に載せるので、彼女も必死なのだろう。

 「はい。そうですね。うん、カジュアルかな…」

 夫の歯切れの悪い解説にしびれをきらしているのだろう、

 誘導的な質問をしているのがキッチンにいる私にも伝わってくる。

 私もしびれをきらし、夫の元へ行き、夫のメモに書き込む。


 「もっと大きなアクセサリーがあればポイントになった。」

 「××は顔や雰囲気が地味だから、
 もっとコントラストのあるコーディネイトでインパクトを与えたほうがいい」

 「□□はマジメだいううわさのわりには…」などなど。


 夫は私のメモ書きを読み始めた。

 私は、まだ、テレビに映っている各国の首脳に釘付けになりながら、メモを取っていく。

 夫も落ち着いてきたのか、ところどころに今のトレンドを交えながら話し始めた。


 電話を切って、大きくため息をつく夫に

 「ね、LETSに通った甲斐あったでしょ?ギャラは私にちょうだいね」

 と、途中で投げ出した夕食の支度にとりかかった。


 さて、どんな記事に彼女が仕立てるのか…。
                             
                                     あいはらこずえ

 

 

 

 

桃的男面子

(ももてきだんめんず)


梅雨の晴れ間 梅雨明け?


パルの風邪がやっと完治
と思ったら、私が引き継いだ。


子どもの風邪がうつる確率80%……
余りにも軟弱な私の免疫力。。。


ジャイが携帯を再び持つまで、たま~に私のを使っていた。
ブックマークもいくつか登録したみたいだが
その殆どは友達のブログ。
かなりの高校生が携帯ブログを開設している。
その殆どが覚え書きや、つぶやきみたいなものだそう。


高校生の愚痴や独り言は、ジャイや友達の肉声で充分!
あえて覗きたいとは思わないし。
見方も解らないしとりあえず消そうと、
操作していたら記号のような書き込みがあった。 
???
ついクリック


今では疎遠の ジャイ友人のブログにとんだ。
懐かしい!!
明るくて、ヤンチャでサッカーが凄くうまくて、ちょっと気が強い彼はみんなの人気者だった。
パパもママもいい人で私たちもみんな大好き♪
ちょっと、最近反抗期だと聞いていたけど元気かな?


つぶやきをのぞいてしまった。


そこには
~~にいく。~~と遊ぶ。と言った覚え書きの間、ところどころ
両親へのうらみつらみが書きつらねてあった。


。。。。。見なきゃ良かった。。。。。


そして1番最近の書き込みには
そろそろおやを
けそうかな


動揺した。
そのときその瞬間の気持ちを残すことによって、怒りを消化させて誰かに愚痴りたい
きっとそんな気持ちなんだろう
でも
小さな無機質な端末に向かって、大人の男のような指を操りこんなことを記す姿を想像すると
ショックというか… 悲しいというか…
どうしていいか解らずただオロオロした。
優しいパパと可愛くてしっかりもののママの顔と、最近のイヤなニュースが浮かんでは消え、
消えては浮かんで。。。。。。


結局
彼の心を信じた。
パルに優しく私にふざける笑顔一杯の記憶の中の彼を信じた。


それから数日後
おそるおそるブログを覗く。
まず目に飛び込んできたのは、トップページに大きく


母ちゃん見ててくれ 心配すんな なんだかんだ こんな 毎日
いま気付いた親の気持ち 大事にしてくよ 俺の命


きっと歌詞なんだろうけど、心からホッとした。
何かあったんだ!もう大丈夫!
きっとこれからも色んなことがあるだろう。挫折もいっぱいするよね。
こんなオバサンになった私でも、予期せぬ喜びや悲しみと出会っちゃうんだから
そんなとき ウザイ家族って凄く心強く頼もしい味方だったりするんだよ。


その歌詞は


産んだことは 後悔させねぇ たった一人の母だから


で結ばれていた。


こんな気持ちになるのは、もうイヤなので彼のブログも私の携帯から消去。
夏休みには遊びに行く予定だから、実在の彼(仮想ではない)と沢山話をしてこようと思う。
ウザイと思われるくらい、遊びに行かせないくらい喋るからね~~

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