今日は『赤朽葉家の伝説』です。
直木賞候補作にもなっていたこの作品、ずっと読みたくて図書館で順番待ちしてました。

作者の桜庭一樹さんは「一樹」を名のっていますが女性です。
最近、この『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞しました。
山陰地方の旧家に生きる祖母・母・そして「私」。
戦後の高度成長期から現代まで続く長い長い物語。
作者の桜庭さんはこの作品を鳥取の実家にこもって書き上げたそうです。
読んでいても作者魂、というか気合のようなものをひしひしと感じます。
かといって真面目一辺倒な話ではなく
千里眼(予知能力者)が出てきたり、暴走族やレディースが活躍したり
びっくりするような展開で面白く読めます。
「与えられた環境の中でいかに自分を生かすか、懸命に生きるか」
考えさせられる一冊です。
『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹・著 東京創元社・刊
いろいろ考えさせられる度 ☆☆☆☆(4.0)
