毎日涼しくなってきました。いよいよ秋ですね~。
読書の秋…ということで、ここしばらく読書にハマってます♪
面白かった本はこのブログでご紹介できれば、と思い読書日記をつけることにしました。

今日の本は森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』です。
作者の森見さんは「日本ファンタジーノベル大賞」を受賞して作家デビュー。
この作品で「山本周五郎賞」を受賞。さらに「2007年本屋大賞第2位」にも輝きました。
京都の女子大生「黒髪の乙女」が不思議な出来事に巻き込まれる連作の短編小説集です。
まずびっくりしたのが独特な文体。
>御都合主義者たちが暗躍する学園祭において、彼女は意図せざるうちにその主役を担い、
>混沌を極めた大芝居の幕を引いた。そのまれに見る力業を、彼女は「神様の御都合主義」と呼ぶ。 (第三章 御都合主義者かく語りき より)
最初はとまどっても内容はかなりばかばかしくて、読むうちにこのギャップにやられます(笑)。
登場人物も奇特人間ばかりで、ありえないような不思議な世界が繰り広げられるのですが
読後感は爽やかでほっとする感じ。すごく面白かったです。
それに物語の舞台となる京都の町が生き生きと描かれていてとても魅力的。
夜の先斗町、下鴨神社、京都大学構内、四条河原町…
読むと「そうだ、京都行こう」と思わずにはいられません。
京都に行きたくなる度 ☆☆☆☆★(4.5)
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦・著 角川書店・刊
