最近、「江戸時代」が気になっていろいろ本を読んでいます。
時代劇では悪いヤツが多くてしょっちゅう事件が起きているイメージですが
実際は、たいして働かなくてものんびり暮らしていけたようです。

それがよくわかるのが杉浦日向子さんの『一日江戸人』。
江戸時代の風俗がわかりやすく書いてある面白い本です。
杉浦さんのマンガや挿絵のページもあるので飽きずに読めます。
正真正銘の江戸っ子はその日暮らしのフリーターだったという話から
案外つらかった将軍様の一日に、庶民の楽しい長屋暮らし、
江戸前のおいしいつまみの作り方まで内容は盛りだくさん。
私は「大奥の七不思議」が気になりました!
…なんでも一歩足を踏み入れた殿方(将軍以外)は行方知らずになるのだとか。
実際武士や大名(!)まで見つからなくなったそうな。
しかも江戸巡りの解説つきなので
これからの時期、浅草あたりをぶらっと散策するのにも最適。
ごていねいに杉浦さんおススメのお土産まで紹介されています。
惜しむらくは杉浦さんが若くしてお亡くなりになっていること。
今もお元気ならもっと面白い本が読めたんだろうなあ…
『一日江戸人』 杉浦日向子・著 新潮文庫・刊
江戸時代に暮らしたかった度 ☆☆☆☆☆(5.0)
