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04.修了生のお部屋

たまの読書日記☆空港にて

 
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 書店の文庫本コーナーで目にとまった『空港にて』。
 帯の「人生最高の短編小説を書いた」という作者コメントと
 最後の1冊という状況に、これは!…と思わず即買い。


 『コインロッカーベイビーズ』に驚かされ
 『KYOKO』で感動し
 『69 sixty nine』で爆笑の後ちょっと切なくなり
 『半島を出よ』には恐怖を感じた…今まで読んだ村上作品の数々。

 
 その村上龍に「人生最高の短編小説を書いた」なんて言われたら
 買わずにはいられませんよね?
 

 『空港にて』は全8編の短編のうち
 最後に収録されている作品の題名でした。


 「義足」というキーワードが意外だけど彼らしくて
 ちょっともの悲しくて、でも美しくて
 将来に希望を抱かせるハッピーエンド。すてきな作品でした。


 それ以外では「披露宴会場にて」も印象深かったです。


 作品全体の登場人物に向けられる鋭い視線に
 きっと作者は周りのいろいろなことがわかってしまったり
 深いところまで見えてしまう人なんだろうなあ、と思いました。
 


 でも、きっとあなたなら絶対絶対この作品以上のものが書けるはずだし
 これからも読者を驚かせ続けてくれるはず。
 期待しています!


 『空港にて』村上龍・著 文春文庫・刊
 大人の小説度 ☆☆☆☆★(4.5)
 

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2007年12月17日 14:02に投稿されたエントリーのページです。

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