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04.修了生のお部屋

桃的男面子

(ももてきだんめんず)


パルについて2


ジャイはスーパーボール。弾みだすと止まらない。


パルはラグビーボール。癖があってうまく弾まないし、どっちに転ぶか解らない。

パルはおとなしく手のかからない子だった。

ジャイのときは生活の殆どを占める公園タイムだったのに、パルが入園するまで足を運んだのは数回。

ジャイとその友人がよく遊んでくれるし、我が家の数軒隣が公園だったけど、小さい子がいないんだもん。


たまに近所の友人親子とそこで「公園デビューごっご」をした。酔狂??
「オホホ♪立派な赤ちゃんですこと。」
「お宅こそ~丸々して可愛いわ♪」
不毛な会話を数分交わしたあと、寒いとか暑いとか理由をつけてどっちかの家に移動してお茶。


ジャイの学校行事に連れまわして、その前後にお茶。


大人の中に赤ちゃん一人。小学生の中にオチビぽつり。


ジャイがお友達と遊んでいるときは、私の中座が多くてゆっくり座っている間もなかった。
「ジャイ!やめなさい! 」
「コラ~!ジャイ、おもちゃ取るんじゃない! 」
落ち着かない私にみんなは「ジャイママ、いつかゆっくりお茶する日がきっとくるよ。」
となぐさめてくれたっけ。
今はあのときの「いつか」なんだ~♪


喘息はなかったけれど、アナフェラキシーショックを起こすほどのミルクアレルギーがあったので、対処してくれる、兄と同じ幼稚園に3年保育での入園を決めた。
ジャイのときは1才半から保育園に入れたのに、パルの入園を考えただけで切なくて涙が出てくる。
これは決して愛情の大きさの違いではないんだけど。。。


郊外に引越しをして入園するまで、体力を持て余すジャイはいくつかの育児サークルを掛け持ちしていたから、入園を半年後に控えたパルにもお呼びがかかって、軽い気持ちで参加した。


毎回私の膝にしがみついているパル。
他のママのところには行くのに、子供たちが遊んでいるのをじっと見ているだけ。
そっと背中を押しても立ちすくみ、誰かが近づいてきたら速攻私の膝に収まる。

そしてここでもお茶する私。


そんなある日、一人のママが私に話しかけてきた。
「パルくん、今日も遊ばないのね。」
「え? ああそうね。お膝が大好きみたい。」
「…心配じゃないの?…うちの子だったらどこかに相談しちゃてるかも・・・」
「心配? してないよ~ だって、この子は私のエンジェルちゃんだもん♪ 」
ジャイの存在を知るママたちは笑ってくれたけど、完全にお茶ボケの私。


入園後の苦労するパルを見たときは 少し後悔したけれど、半年もしたら私の膝から降りて走っていくようになった。
そして、現在10才ののパルはマニアックギャングエイジとして毎日お友達と遊んでいる。


私はそのころの友人たちからいまだに
「エンジェル元気~? 」
「聞いたわよ~エンジェルちゃん ガマガエルと下校したんだって?」
などと言われている。
いつまでも 言われるんだろうな…


※毎度のことだけど、ジャイ友が泊まりにきたとき私が密かに勝負していることがある。
「彼らより先に寝ない」
ってことなんだけど。
以前、我が家でやってはいけないことをした子供たち。
今日の子たちではないけれど…
「お泊り」で少しハメを外したいのは解るんだけど…
でもお預かりしているのは 大切な大切な子供。


昨夜勝負に勝ったのは3時!!
だと思ったのに
ジャイの部屋を開けたら、K君が雪ん子みたいに毛布にくるまってPCの小さな画面を観ていた。
ジャイたちは夢の中。
砂糖タップリのホットミルクを二つ作り
「早く寝るのよ 」
とひとつ渡した。


今日K君はジャイに
「夜中にもらったホットミルクが 凄くおいしかったんだよ。」と話したらしい。
ジャイが鼻の穴を膨らませて私の顔を見ないで報告してきた。
「あいつが言ってたよ」だって。


K君。次回はもう少し早く寝ようね。

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2007年12月18日 00:24に投稿されたエントリーのページです。

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