最近の子どもたちの遊びを見ていて、気になるのは
道具に頼った遊びをしている子が多いこと。
何もしないでボーッとしている子を「何して遊ぶ?」と誘っても、
「○○ちゃんにボール使われちゃったから、遊べないよ」
「滑り台が空いてないから・・・」。
幼児から小学校の低学年くらいまでは物や道具がなくても
「見立て遊び」や「ごっこ遊び」で十分楽しめるはず。
お茶の水女子大学の無藤隆教授によると、昔は10歳くらい
までと考えられていた「ごっこ遊び」が、最近では7、8歳を
過ぎると人前ではやらなくなる傾向にあるんだそうです。
子どもの想像力をたくましくする遊びなのに・・・。
私が子どもの頃を思い浮かべると、
「お母さんごっこ」から始まって、「学校ごっこ」「ウルトラマンごっこ」、
妹とは「猿の惑星ごっこ」なんていうのもやってたな。
物なんかなくても「これを○○ってことにして」。
試しに1年生男子を誘って「タイムマシーンごっこ」をやってみました。
バスケットゴールの足の下を「タイムマシーン」って事にして。
「何年前にいってみる?」
「昔の時代の自分に気づかれるとダメなんだよ、
歴史が変わっちゃうからね」などと声をかけながらやっていると、
それぞれの目に色々な場面が見えてきたらしく、
すっかり役になりきって楽しそう。
なんだ、なんだ、きっかけさえあればできるんじゃない!!
そのうちに、仲間もドンドン増えて、
サムライ役から、原始人役から、恐竜役まで。
たまには「物」を使わないで、
お子さんと一緒に空想の世界で遊んでみてください。
子どものリクエストに応えて怪獣になったりポケモンになったりするのは、
最初はちょっと恥かしいかもしれませんが・・・。
「先生、またやろうね! 次は未来へ行こうね」。
私は、次回はロボット役ですかね。
