BCGという予防接種。左腕に押す、ハンコ状の注射です。名前はよくご存知だと思いますが、そもそも何の予防なのかご存知ですか?
「ゴホッ、ゴホッ、あっ、血・・・」
森鴎外や石川啄木、樋口一葉など、有名な作家はこの病に倒れています。
そう、結核です。
戦後になって、結核の予防接種(BCG)が普及し、結核はかなり減りました。重症化しやすい小児期の結核予防のために、接種対象は4歳未満でしたが、平成17年4月以降、生後6ヶ月未満へ変更になりました。
しかも、以前はツベルクリンの注射をして、陰性反応の子どもだけにBCGを打っていましたが、このツベルクリン反応検査も行わず、直接BCGを接種することになりました。
この結核予防法の改正により、生後6ヶ月を過ぎると有料になりますので、お気をつけて。
この特徴あるBCG注射。ハンコ状のものを使うのは日本独特です。
先月、BCGの跡がしっかり残っている生後5ヶ月の娘を海外に連れて行ったところ、「これはなに?」と、多くの人に驚かれてしまいました。
虐待の跡、とでも思われたのでしょうか?
カナダ人の夫は、「見た目が悪い! どうせやるなら、腕の内側にすればいいのに」と、大不満です。
そんなこと、考えたこともありませんでした。
次回は、よくうつる病気、水疱瘡について。
