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04.修了生のお部屋

桃的男面子

(桃的男面子3連続)


~電車内~


夏休みの後半、パルと少し長い時間 電車に乗った。
。。。少し混んできたな。。。と思った駅で
座っている私たちの前に高齢の婦人が立った。
パルの肩に触れたが動かない。
婦人は白髪に金髪が残る、外国の方だったからか。
パルの背中を軽く押したらやっと立ち上がり、目だけで「どうぞ…」と訴えている。
微笑んで私の隣に座った彼女を避けるように
パルは、私の向かい側に背中を向けて立っている。


こんなとき 前にいないパルにホッとしながらも、目的地に着くまで
本をむさぼり読んでいて、お隣さんのことはすっかり忘れていた。
幾駅か通過後 彼女が
ふたこと言って立ち去り、その数分後私たちも目的駅で降車した際
「お母さん さっきのおばーちゃん何て言ってたの?」とパルが聞いてきた。
「…アリガトウ」
「その後もなんか言ってたでしょ?英語??」
「………」
彼女は人差し指を立てながらはっきりと言ったんだよ。


「…アナタ メズラシイ…」


「え!?どういう意味?お母さんって珍しい人なの??」
「!!違うでしょ!…多分子どもに立たせる親が珍しいんだと思う…」
「いけないことなの~?」
「いんや。。。違うんじゃないかな…」
言葉を飲み込む私に
「…でも、なんだか嬉しくないね」 
うん。嬉しくないよね。勿論珍しくなんか絶対にない。
当たり前のこと。袖すりあうも多少の縁。私たちは優しさの中で生きている。
「メズラシイ」
と言わせてしまった自分たちに少しだけガッカリしながら パルと歩いた暑い夏の午後。


~命~


始業式翌日
仕事から帰宅したら、我が家の前にピカピカバイク2台。
ただいま~の声に「お邪魔してまーす!」と元気な声二つ。
今日は我が家にお泊りのようだ。
以前の桃的に書いた(~500円の行方~) 武士のようなF君と、始めて会うS君。
ジャイがリクエストしたカレーライスを無視して、当初予定のトン汁をみんなですすりながら
思春期少年との会話を楽しんだ。


私は笑いっぱなしだ。
だって だって
S君かわいすぎる~~~♪
始めての家でテンションが↑なのか、しきりに話しかけてくるのだが
いかんせん ボキャブラリーが少なくて私のツボにビシバシとくる!
「俺 オヤジが年とってからの子どもなんすよ。 キモイっしょ??」
年の離れたお姉さん2人のあとに産まれたS君は家族の愛にはぐくまれて
育った感じが 体中からもれ溢れていくるで語彙が少なかろうが たまに武士のF君に
突き放されようが微笑ましくてたまらない!
F君が
「でもこいつ 事故のあと法定速度絶対超えないから、一緒に走ると時間かかって…」
というまでは笑顔が張り付いていたと思う。


。。。ああ この子か。。。
花火に誘われたジャイが「主催者が来ないし連絡もつかない!」と夜中に帰宅したこと
あったっけ。。。
あとから
アイツ沢山の花火をバイクに積んだまま事故を起こして入院してたらしい。と言っていた。


事故の件に触れると
「ああ。あのとき二日間意識不明だったんですよ!ヤベっすよね~~」と返された。
先日ブログに記したTにもしつこいくらいに言ったが
「死んじゃダメなんだよ!絶対に親より早く死んだらダメだ!!!!!」
男の子は思春期で死ぬ率高いから 女の子より多く産まれる
と聞いたことがある。
自然界はスゴイ!
でも逆らってもいいじゃん!ていうか逆らわなきゃダメ!!!


夕飯の後片付けを「ご馳走さまでした」と
「家じゃやんないんすけど♪」と照れながら言うS君に
「ダメだよ家でやんないと!ジャイはこんなヤツだけど食べたものは毎回片付けてるからね!」


おせっかいオバサンになろう。
子どもは大人の本音を 感じてくれていると思う。


~負け~


つい先日の話
翌日頭髪・服装検査があるジャイは夜の11時に焦っている。
夏ズボン→外で遊びすぎてボロボロずたずたチャック壊れてる
冬ズボン→雪翌日、自転車登校の際転んで太ももまでスリットが入ったので破棄
       (私は仕事で不在だったのだがまさか自転車通学しているとは思わなかった!
       道行く人に救急車を呼ばれそうになったらしい。若さゆえか無傷…)
髪も短いが茶色いし。。。


制服は 何度もつくろう!と言ったのにその度に「えーいいよ まだ~」とのれんに腕押し
どう でも いいや どうせ ツケ まわって くるの ジャイ だし
痛い目 に あえば 人生 の 厳しさ が 身に しみるだろう

そんな彼のピンチを救ったのは またもや友達だった。


訳あって今は違う高校に通学してるOO君 
制服をもらいに行ってくる~♪と出かけていったら、手に「黒髪戻し」染め剤を持って
OO君とセットで帰宅した。
椅子にふんぞり返り
「じゃあよろしくね~」と目をつぶるジャイに怒鳴る言葉が見つからない!
甚平姿のOO君は汗だくでジャイの髪を染めている。


「…あのさ。もう12時だから。帰りなさい!制服はありがとうね」
と、お礼を言いながらたしなめるハメに。
そうこうしているうちにお母様からのメール
「ヤバイ!オヤジがそろそろ仕事からかえってくるらしい!!」
流石のジャイも悪いと思ったのか
「そしたらどうなるの?」
「まず正座。それから長い説教が始まる」


5人兄弟の真ん中の彼は とても気を使ういい子だ。
ご両親もそんな彼を頼っているハズ。
夜中に不在の息子が まさか友達の髪を染めているナンテ
そんなこと 信じてくれないかもしれない。。。
疲れて帰宅するお父さんにも申し訳がたたない!


「帰ったほうがいいよ!」
ジャイがシャワーを浴びているとき毅然と言ったつもりだが
「俺 中途半場に関わるの嫌なんです」と
胸を張られて返された。
「父が怒っても…実際疲れてるから怒るっていうのもあるし」


スイッチが入った


「そうだよ!親だって人間だもの!感情をむき出しにすることだってあるよ!」
「でも こっちにはこっちの都合もあるし、悪い事もしていないときにも怒るのは…」


ハイ 地雷踏んだ


「でもさ!例えば私は生理のときには怒りっぽくなるのね!ジャイとパルに
今はそういう時期だ と告知するんだよ。そしたらイライラの原因も解ってくれて
 仕方ない と思ってくれる。。。そんなこっちの都合もあるんだよ」


冷笑された
「それって 勝手な 言い分だと思いませんか?」


「元彼(女)も同じこと言ってましたけど、どんな状況であろうとも筋が通らないことで
機嫌が悪くなったりするのは納得できません」


はい。。。おっしゃる通り


ジャイがさっぱりした顔で出てきたらOO君はドライヤーとくしを駆使して?
髪を乾かしてくれている。
「お前プロの美容師みた~い♪」とうっとりとつぶやくジャイはさっきの私たちのやりとりを
全く知らない。ノーテンキなやつめ!


彼のように 本音で会話してくる子どもたちに
私は柳のようにしなやかに 対応できるだろうか?
いつの間にか こりかたまってはいないだろうか?
頑固おばばにはなりたくない。
OO君と世代を超えた茶飲み友達になりたいな(拒否されるだろけど)


ジャイの髪が乾いたら満足そうに帰宅した
私にできることと言ったら田舎感たっぷりのお土産(おばちゃんしか持たせないような)
もしお父さんが怒るようだったら
私とジャイが謝りにいくからね と伝えたけど。
その日の連絡はない。


★さて★
秋の夜長に 長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。
思春期ネタはキリがないので(笑)あと数回で終わらせようと思っています。
ただ どう思っていただけるか それが気になった3件を書きました。
もし知り合いの方が読んでくれていたら 教えてくださいね♪

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コメント (3)

初コメント失礼しま~す。
最近はきっと席を譲る人が少ないからそれが珍しいのでは?
って思いました♪子どもはきっと親の背みて育ってるから
いいことわるいことみ~んな彼らの肥やしになるんだと思います。
私たちもそうだったものね~(^^;)

桃的空:

初コメありがとうございます!
いいことわるいこと 全部肥やしになる。。。
本当にそう…
襟をただしながら自分流を貫きたい今日このごろデス

ann:

電車で席を譲らない人増えてる気がする。

以外と譲らないのがおばさん。
若い人が譲ればいいじゃない、みたいな感じで知らんぷり。

以外と譲るのが、若者。

子供に席を取らせて、後から乗ってくるのが30代くらいの母親。
子供だけ座らせて自分は立ってる母親も多い。

私は、子供の頃、親が座って子供は立つものだと思ってた。
だって子供は疲れ知らずで元気だもの。

なんとなくちょっとだけ変。
今の電車の中。

あ、昼間の小田急線各駅停車の電車の中で、天津飯たべてる
若い女の子にはびっくりしたな。

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2008年09月10日 23:05に投稿されたエントリーのページです。

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