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たまの読書日記☆ アーカイブ

2008年01月14日

ゆず中毒???

 
 子持ち羊さんと同じく、現在妊娠中の私。
 妊娠8ヶ月に入り、お腹が重くてふうふう…


 そして、これも子持ち羊さんと同じなのですが
 すごくにおいに敏感になっています。
 「私と同じだ!」と思い、書かずにはいられなくなりました。


 これは最近のお気に入りグッズ。

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 ゆずの入浴剤・ゆずジュース・ゆず入り緑茶…
 とくに『カラダプラス』はお風呂に入れた瞬間の
 さわやかな香りがたまりません。


 他にもゆず茶・ゆずの香りのクリーム・ゆずの香りのリップ などなど。
 現在はゆずの精油を購入しようか真剣に考えています。


 なぜだか全身がゆずを欲している感じ。
 ずーっと匂っていたいと思ってしまうのです。
 なんでこんなにゆずが恋しいのか?中毒???謎です…

2007年12月17日

たまの読書日記☆空港にて

 
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 書店の文庫本コーナーで目にとまった『空港にて』。
 帯の「人生最高の短編小説を書いた」という作者コメントと
 最後の1冊という状況に、これは!…と思わず即買い。


 『コインロッカーベイビーズ』に驚かされ
 『KYOKO』で感動し
 『69 sixty nine』で爆笑の後ちょっと切なくなり
 『半島を出よ』には恐怖を感じた…今まで読んだ村上作品の数々。

 
 その村上龍に「人生最高の短編小説を書いた」なんて言われたら
 買わずにはいられませんよね?
 

 『空港にて』は全8編の短編のうち
 最後に収録されている作品の題名でした。


 「義足」というキーワードが意外だけど彼らしくて
 ちょっともの悲しくて、でも美しくて
 将来に希望を抱かせるハッピーエンド。すてきな作品でした。


 それ以外では「披露宴会場にて」も印象深かったです。


 作品全体の登場人物に向けられる鋭い視線に
 きっと作者は周りのいろいろなことがわかってしまったり
 深いところまで見えてしまう人なんだろうなあ、と思いました。
 


 でも、きっとあなたなら絶対絶対この作品以上のものが書けるはずだし
 これからも読者を驚かせ続けてくれるはず。
 期待しています!


 『空港にて』村上龍・著 文春文庫・刊
 大人の小説度 ☆☆☆☆★(4.5)
 

たまの読書日記☆富士日記

 …みなさんお久しぶりです。
 OJTやら息子の風邪やらですっかり更新が遅れてしまいました(汗)


 でも、こんなことぐらいでブログの更新も怠ってしまうようでは
 ライターになるなんて夢のまた夢…今後は気分を引き締めていきたいと思います。

 
 そこで今日、オススメしたいのが武田百合子著『富士日記』です。
 
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 これは評論家武田泰淳の妻・百合子さんが富士山麓の山荘で過ごした日々の日記です。
 途中、中断などありますが昭和39年~51年までの出来事が記されています。


 最初は泰淳氏に書くようすすめられて仕方なく(?)はじめたのが
 続けていくうちに気持ちや言葉が生き生きと表現されるようになってくるのが印象的です。

 
 今日食べたものがまずかった!なんて率直な感想から
 村の人々や友人・大岡昇平夫妻との交遊、夫に忍び寄る病魔を恐れる感情まで
 淡々と、でも時にほとばしるように書かれています。


 最初は「つまらないな」と思いましたが(失礼!)
読み進めるうち面白くて止まらなくなりました。


 それに『富士日記』は日々続けることの大切さを教えてくれます。
 「武田百合子さんは毎日つけていた日記が編集者の目に留まって本になったのよ」と
 教えてくれたのはS先生。
 

 自分の好きなことを書くブログだって
 積み重なれば何とやら…きっと続ければ「これだけ書けた」という自信になるはず。
 文章を書く練習にもなるし、自分をふり返るいい材料にもなる。
 毎日書き続けるって本当に大切なんだと実感。


 こつこつがんばろう!心から思うのでした。


 『富士日記(上)』『富士日記(下)』武田百合子・著 中央公論社・刊
 これからがんばるぞ!度 ☆☆☆☆(4.0)

2007年10月24日

たまの読書日記☆作家の読書道2 アンド おめざ

 今回は作家さん達がどんな本を読んでいるのかを紹介した『作家の読書道2』です。
 図書館の新着コーナーで見つけ「面白そう!」と手に取りました。

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 今をときめく作家のみなさんが幼少の頃から現在に至るまで
 どんな本を読んできたのかを語っています。

 
 ちょっとお名前をあげるだけでも
 森見登美彦さん、桜庭一樹さん、馳星周さん、三浦しをんさん、町田康さん…など
 そうそうたる顔ぶれ。
 計21名のインタビューが集録されています。


 内容もすごく興味深いです。
 作家になるような人たちはやはり読書量が違います!
 それも日本文学だけでなく、海外作品まで幅広く読破しています。
 皆さんさらりと語っているけど、やっぱり普通じゃない。


     今たぶん小説は月に一冊読むか読まないかですね。(馳星周)
     

 …なんて方もいますが、この人の場合はらしい感じで納得してしまいました。


 「私ももっと目的意識を持って本を読もう!」と決意を新たにしたのですが
 『作家の読書道2』といっしょに借りてきたのがコレ。

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 やっぱり凡人なんだなあ…私。


 『作家の読書道2』WEB本の雑誌・取材 本の雑誌社・刊
 「もっと本を読もう!」と思う度 ☆☆☆☆(4.0)

 『はなまるベストおめざ』TBS「はなまるマーケット」・編 ワニブックス・刊
 「見ているだけで楽しい!」度 ☆☆☆☆☆(5.0) 

2007年10月17日

たまの読書日記☆吉原手引草

 今回は松井今朝子さんの『吉原手引草』です。
 図書館で順番待ちをしていたのですが、私の前にはまだまだ100人近い人が…(汗)
 で、早く読みたかったので結局買ってしまいました。

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 この作品は今年、第137回直木賞を受賞した作品です。
 作者の松井今朝子さんは松竹で歌舞伎の企画制作に携わった後、フリーとして独立。
 その後小説家としてデビューした方。
 

   時は江戸、吉原の売れっ妓花魁(おいらん)葛城がある日突然姿を消した。
   逃げ出すことなどとうてい不可能な遊郭、葛城はいったいどこへ?
   周辺の人々に話を聞くうちに解けていく謎…そして真相があきらかになる。


 『吉原手引草』、すごく面白くて一気に読んじゃいました。
 江戸時代に存在した「吉原」という特殊な世界。
 その特別な慣わしの中に暮らす人々がいて、きらびやかな世界の裏には
 さまざまな職業が存在していた…読み進めていくと当時の様子がよくわかって勉強になります。

 
 私は一気読みでしたが、一章が10ページ足らずなので
 寝る前のちょっとした時間に少しづつ読み進めるのもいいと思います。
 秋の夜長におススメしたい大人の一冊です。


 『吉原手引草』松井今朝子・著 幻冬社・刊
 「構成の見事さに脱帽!」度 ☆☆☆☆☆(5.0)

 
 

2007年10月12日

たまの読書日記☆一日江戸人

 最近、「江戸時代」が気になっていろいろ本を読んでいます。
 時代劇では悪いヤツが多くてしょっちゅう事件が起きているイメージですが
 実際は、たいして働かなくてものんびり暮らしていけたようです。

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 それがよくわかるのが杉浦日向子さんの『一日江戸人』。
 江戸時代の風俗がわかりやすく書いてある面白い本です。
 杉浦さんのマンガや挿絵のページもあるので飽きずに読めます。


 正真正銘の江戸っ子はその日暮らしのフリーターだったという話から
 案外つらかった将軍様の一日に、庶民の楽しい長屋暮らし、
 江戸前のおいしいつまみの作り方まで内容は盛りだくさん。


 私は「大奥の七不思議」が気になりました!
 …なんでも一歩足を踏み入れた殿方(将軍以外)は行方知らずになるのだとか。
 実際武士や大名(!)まで見つからなくなったそうな。


 しかも江戸巡りの解説つきなので
 これからの時期、浅草あたりをぶらっと散策するのにも最適。
 ごていねいに杉浦さんおススメのお土産まで紹介されています。


 惜しむらくは杉浦さんが若くしてお亡くなりになっていること。
 今もお元気ならもっと面白い本が読めたんだろうなあ…
 

 『一日江戸人』 杉浦日向子・著 新潮文庫・刊
 江戸時代に暮らしたかった度 ☆☆☆☆☆(5.0)
 

2007年10月06日

たまの読書日記☆赤朽葉家の伝説

 今日は『赤朽葉家の伝説』です。
 直木賞候補作にもなっていたこの作品、ずっと読みたくて図書館で順番待ちしてました。
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 作者の桜庭一樹さんは「一樹」を名のっていますが女性です。
 最近、この『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞しました。
 
 

 山陰地方の旧家に生きる祖母・母・そして「私」。
 戦後の高度成長期から現代まで続く長い長い物語。
 作者の桜庭さんはこの作品を鳥取の実家にこもって書き上げたそうです。
 読んでいても作者魂、というか気合のようなものをひしひしと感じます。

  
 かといって真面目一辺倒な話ではなく
 千里眼(予知能力者)が出てきたり、暴走族やレディースが活躍したり
 びっくりするような展開で面白く読めます。
 

 「与えられた環境の中でいかに自分を生かすか、懸命に生きるか」
 考えさせられる一冊です。


 『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹・著 東京創元社・刊
 いろいろ考えさせられる度 ☆☆☆☆(4.0)

 
 

2007年10月05日

たまの読書日記☆働きマン(4)

 ついに出ました。『働きマン』の最新刊!
 日テレでドラマ化の影響か
 書店では既刊が山積みでした。

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 主人公の松方弘子は週刊誌「JIDAI」編集部で働く29歳。
 仕事に忙殺されて失うものが多くても
 それでも「この仕事が好き!」とがんばる彼女の
 毎日を描いています。


 ストーリー展開もさることながら、ライター修行中の身としては
 週刊誌のメチャメチャ忙しい様子やポンポン出てくる業界用語に
 現場の空気を感じて興味をそそられます。


 はたして弘子は「30歳までに編集長になる」夢をかなえられるのか?
 今後が気になるところです。


 『働きマン』(1)~(4) 安野モヨコ・著 モーニングKC 講談社・刊
 いつかこの業界で働きたい度 ☆☆☆☆☆(5.0) 

2007年10月03日

たまの読書日記☆子どもレシピ~じょうぶな子どもをつくる基本食~

 今日の本は『子どもレシピ~じょうぶな子どもをつくる基本食~』です。
 
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 ちいさい子どもがいるとこういう本、弱いですよね。
 私も「これは!」と思い図書館で思わず手にとりました。


 作者の幕内秀夫さんは伝統食と民間食養法の研究をしている方。
 著作『粗食のすすめ』は以前、かなり話題になったようです。
 あのつんく♂も参考にして食事を作っているとか…


 『子どもレシピ』によると、
 子どもの食事の基本はご飯とお味噌汁でOKなんだとか。
 たんぱく質より炭水化物で熱量を取るのがとても大切で
 そうすることで余分な脂質や塩分の取りすぎを防げるそう。


 後半には基本のレシピがいろいろのっているのですが
 これにはへこみました。


 なぜなら、ある日のおやつのレシピが…「おにぎり」!
 ほかにも「干しいも」に「ゆで栗」に「トマト」!!
 そのうえ飲み物は「水」と「お茶」。


 私が4歳の息子にあげているおやつといえば
 プリンやクッキー、たまにあんぱんなんて日も。
 飲み物だって牛乳やジュースの日が多い…(汗)


 体にいいのはわかるんだけど
 急におにぎり出したら「これはごはんだよ!」なんて言われそう。
 いまさらこのメニューは出せないよなあ~


 軽くおちこんだので、気休めに生協のスーパーに行って
 「野菜バー」や「小魚アーモンド」を買いこんできたのでした。


 『子どもレシピ~じょうぶな子どもをつくる基本食~』幕内秀夫・著 主婦の友社・刊
 読むとへこむ度 ☆☆☆☆(4.0)

たまの読書日記☆夜は短し歩けよ乙女

 毎日涼しくなってきました。いよいよ秋ですね~。


 読書の秋…ということで、ここしばらく読書にハマってます♪
 面白かった本はこのブログでご紹介できれば、と思い読書日記をつけることにしました。

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 今日の本は森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』です。
 作者の森見さんは「日本ファンタジーノベル大賞」を受賞して作家デビュー。
 この作品で「山本周五郎賞」を受賞。さらに「2007年本屋大賞第2位」にも輝きました。


 京都の女子大生「黒髪の乙女」が不思議な出来事に巻き込まれる連作の短編小説集です。


 まずびっくりしたのが独特な文体。

 >御都合主義者たちが暗躍する学園祭において、彼女は意図せざるうちにその主役を担い、
 >混沌を極めた大芝居の幕を引いた。そのまれに見る力業を、彼女は「神様の御都合主義」と呼ぶ。                                                             (第三章 御都合主義者かく語りき より)
 
 最初はとまどっても内容はかなりばかばかしくて、読むうちにこのギャップにやられます(笑)。
 登場人物も奇特人間ばかりで、ありえないような不思議な世界が繰り広げられるのですが
 読後感は爽やかでほっとする感じ。すごく面白かったです。

 
 それに物語の舞台となる京都の町が生き生きと描かれていてとても魅力的。
 夜の先斗町、下鴨神社、京都大学構内、四条河原町…
 読むと「そうだ、京都行こう」と思わずにはいられません。


 京都に行きたくなる度 ☆☆☆☆★(4.5)
 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦・著 角川書店・刊

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