想像からみえる現実
東京都の某小学校で
フリーアナウンサーによる朗読セラピーが行われました。
小学校の高学年向けに用意された話は
ジャーナリストの後藤健二さんが書いた
「ダイヤモンドより平和がほしい
子ども兵士ムリアの告白」
が原作のもの。
内容が分かりやすいよう
中央には写真も用意されていましたが
子どもたちには
頭の中で、登場人物の気持ちや動きを想像しながら
話を聞くように、と説明がありました。
こうすることで、写真や絵にとらわれずに
話を受け取ることができるのでしょう。
内容は、アフリカの西部にあるシオラレオネという
平均寿命が世界で最も短い国の少年の話。
世界一質の高いダイヤモンドの産地なのですが
戦争が続き、10人中7人が家を失うほど
国が混乱する中
少年は反政府軍に誘拐され、
少年兵として銃を持ち戦わされます。
その内容はすさまじく…
思わず耳をふさぎたくなるような現実も…。
しかし、先生方も子どもたちも保護者も身を乗り出し
涙を流し、本当にあった話に
夢中で耳を傾けていました。
あたりまえの幸せがあたりまえではないこと…
毎日を大切に生きるとは…
戦争や麻薬の恐ろしさ…
これらの大事なメッセージは
子どもたちの心に届くことでしょう。
今は理解できないとしても
心にあれば
数年先、数十年先の彼らを助けることが
できるかもしれません。
ありのままを伝えることも教育には必要。
私にとっても
今日の日は生涯忘れられない日となりました。
(smile !)

